GPSクロック 10MHzが出た
教えていただいた、クロックドライバーとフィルターを組んでみた。
GPSからのクロックを10MHzに設定してオシロで見てみると、波形がいくつも重なって、ゆらぎがあるようにも見える。
しかしこれはジッタと言うより、波形のデューティーが変化するのか、オシロで見ているとトリガー点が異なることにより、波形の重なりが見えるのではないだろうか。
LCフィルターを介することで、綺麗な波形になる。このクロック波形からは想像できないほど、綺麗だ。
お決まりのカウンターの写真。カウンターの基準クロックは内蔵のもので電源を入れたから30分ほど経過している。表示の周波数がどんどん上がっていく。(といっても1Hzぐらい)
内蔵のクロックが8Hzほどずれていることになる。
短時間では10mHzの単位がふらついている。この辺りが、GPSクロックのゆらぎかもしれない。十分に高精度だ(私にとっては)
こんな室内のアンテナでも、沢山の衛星を捉えることができる。
衛星さえ見えていれば、コールドスタートでも安定した10MHzが得られる。繰り返しだが、私には十分な精度だ。
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もう一つ、いただきもののGPS-DO。携帯電話の基地局の基準クロック用だという。
本人によると、基地局用では十分な安定度だが、それでもゆらぎが気になる品だという。
上のGPSの10MHzの信号をフィルターに掛けたものと比較すると、こちらの方は10mHz台の値がちらつくが安定度が上であることがわかる。
周波数カウンターの内蔵のクロックで見ていると、こちらのドリフトの方が大きい。こちらは、電源を入れて十分に安定していない条件ではあるが、100mHz台がゆっくり動いていることがわかる。寒い部屋にエアコンを入れて温度変化がガンガンある環境でのことだ。
なるほど、高精度病の「フチ」を見た気がする。
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