【注意】電波の回り込み対策で、回路を大幅に変更しています。続編もご覧ください。
スパゲティーを無理やり箱の中に押し込んだ。このネタはもうずいぶん前からやっているのだが決め手がない。田舎の旅館の様に改築、改築を繰り返しているので、使い勝手が良くない。
SO2Rの方は、人間が対応していないことに、随分前に気がついている。少しでも、効率よくできないかと足掻いている結果だ。回路的には今までやってきたものと大差ないのだが、接続が複雑すぎて気が滅入ってしまうので、これを一つの箱の中に押し込んだ。これにより、外部との接続を限りなく減らそうという試みだ。スピーカーの切替制御とキーヤーの切替を入れた。これ以外にはマイク関連の切替があるのだが、レベルが低くてトラブルのもとになるので、今まで使っているPCからの音源と2マイクのヘッドセット(2本マイクを縛り付けてあるだけ)で凌ぐことにした。ちょっと、配線が雑然とするのだが、まあ我慢。
この取り組みは、随分と古い。もう5年以上やっているように思う。この間、2PC版のフットスイッチ2個版をやったりしていて、2波同時送信禁止回路をやったりもしていたのだが、そもそも人間の方がSO2Rについていけないので、断念。2PCは場所をとるので、仕方がなく1PCに。とりあえずCtestwinのインタフェースに対応した。これは、キーボードでCtrl+Tでリグを切り替える。うー、どうもピンとこないが仕方がない2FootSWに対応してくれるといいように思うのだがどうだろうか。
取り合えず、スピーカーとキーの切替だからこれでやってみよう。
このケースも随分以前に買い込んだのだが、ケース加工に行くまでに挫折していた。今回は意を決して、箱に入れることが出来たぞ!。これだけでも大きな進歩だ。改造を含め、ここから進化させるつもりだ。従って、これは最終系ではなくこれからということで。
どうも、私の理解が違っているのか、CtestwinのSO2Rのモード2がおかしい気がする。これじゃあ、出来ないように思うのは私だけだろうか。もう少し、様子を見てみよう。
【追記】私の理解違い。DTR信号はHeadphone切替信号で、Rig選択を表示しない。
【追記】Ctestwinの次期バージョンでRigを選択する信号が出せるという。早速、テストしてみた。TXD信号がそれになる。(この時はMIX信号とのバーターだ)
これで、想定通りの動作になったぞ!(堀内さん、TNX)
ところで、このTXDに信号を出すのだが、CH340モドキ、では上手くいかない。どうも、手元にあるのは中華製のパチ物のようだ。ブレーク信号が出せないのかなぁ。結局、手元にあった、CP2102のモジュールに交換して信号が出せるようになる。ところが、この信号レベルが3.3v。どうすれば5Vに切り替えられるかがわからない。強引にFETによるレベル変換を付けた。これまた、負荷がFET(電圧)とBJT(電流)。うー、負荷が重くてレベルが取れない。FETがONしないのだ。こんな、いい加減なインタフェースを作るから苦労する。みっともないが、負荷抵抗を1Kオームにして逃げる。いっそうのこと、きれいに作り直したいところだ。とりあえず、これで期待する動作はするようになったw。
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下がCP2102のUSBシリアルのモジュール
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【2023/6/21更新】
過去のスパゲティー。外部の接続が日本風に言えば盛りそば、外部配線の山で、これを箱の中に入れたことが今回の意義のあるところ?、と勝手に思っている。
今日はWPXのCWの日。それに目もくれず半田ごてを握っていた。さてどうなることやら、実践に投入してみないとよくわからんw。
【追記】======================
Frisk Keyerの出力でキー回路と電源のアースが共用になっているのが気になる。根元では同じアースだがループができるのを嫌う。フォトカップラーで分離しておいた。気休めかもしれないが。回路図の方を更新しておく。(備忘録)
【追記】======================
どうも、ヘッドフォン切替機能がおかしい。送信時に送信側のレベルを低減する機能があるのだが、動作していないようだ。回路図のミスがあり、すぐに治ると思ったが甘かった。送信中のみにする制御が抜けていた。P-CH MOSのスイッチを追加するもリレーの巻き線から漏れるから上手く動作しない。仕方がなくダイオードを追加して何とか思い通りの動作をするようになったと思ふ。。。
何とも下手くそな回路になってしまった。ちゃんと、机上で検討しないからこんなことになってしまう。
あと、5V系をUSBから取るのではなく、12V系から取ろうと思った。この方が回り込みに強いのではないかと思ったのだが、USBがオフ(PCの電源がオフ)の時に、両RigのPTTがオンになってしまう。これは、イケてないので元に直してしまった。
【2023/6/21追記】======================
毎日のように、いじっている。FT-991側のヘッドフォンには、ハム音が混じる。IC-9700の方は無いのだが、991はアースの取り回しが悪いのか、単体で使用しても受信音にハムや異音?が混入することがある。大したレベルではないが気になると言えば気になる。ヘッドフォン系をトランスでアイソレーションを取れば改善するだろうと思っていたものの、全部の箇所に入れると4個も必要になってしまう。なので、躊躇していた。
今日、はたと閃いたのは全部にトランスを挿入するのではなく、991だけに入れても、アース分離の目的は達成できるわけだから、効果があるのではないかと思いついた。
さて、そのトランスをどうするか。8オーム対8オーム?そんなトランスはないし・・・。でもよく考えるとヘッドフォン回路はレベルを合わせる意味もあって、スピーカーを鳴らすような低インピーダンスではなく、100オーム程度の抵抗を介してドライブしている。トランスも100オーム程度の1対1の物でも何とかなるに違いない。ジャンク箱を漁って、2K対600オームのトランスがあった。こいつはパーマロイコアの優れもの。600オーム側は2巻線のバイファイラー巻きだ。こいつを別々に使えば、150対150オームのトランスになる。重ね巻きだから耐圧はないが、まあ、何とか使えるだろう。
実際使って見ると、ハムなどの異音はなくなる。アース分離は効果がある。レベルが若干落ちるが無線機のボリウムを上げれば補える。これで様子を見よう。(黄色が追加したトランス)
回路図を差し替えておいた。
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