2球スーパー2号機 7
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『あけまして、おめでとうございます』 新年早々、半田ゴテ&電気ドリルを持って、工作をしました。なんと平和なことかと、こんなことができることに感謝しております。
暮れは、31日の午前中に慌てて年賀状を印刷して、町の中央郵便局に持ち込みました。当然、元旦には間に合わないと思うのですが。先週、やっておけばよいのですが、30日まで仕事があったため、土壇場になってしまいました。
さて、電子工作ですが、糸かけダイヤル用にシャーシの改造を始めた。糸穴がちょっと読みがはずれたが、まあまあの仕上がりだ。
プーリーの処理から。
VRの頭をエポキシで固めたのですが、アルミにもあまり付かなかった様でポロリと取れてしまった。穴をあけてネジで止めるつもりだったがタップネジをねじ込んだら、軸が広がって固定することができた。従って、ネジは無し。
VC側のプーリーの処理。6mmのスペーサーを圧入し銅線を掛けて両面をエポキシで固めた。
仮組をしてツマミを回すと、ツマミ側がスリップしてしまう。プーリーが滑りやすい材質であることに加え、ダイヤル糸に使うつもりで買った革細工用の糸がツルツルしている。ポリエステルで丈夫かつ滑らかだ。ツマミ側のプーリーの溝に両面テープ巻き付けた。再剥離可能なベース材が比較的しっかりしている物を使った。結果は上々である。写真ではわかりにくいが。
糸かけの様子である。片側を固定し、反対側をバネで引っ張った。これだと片側(バリコンの容量が最大側)に寄った時だけが、バネが伸びる感じがする。フィーリングの問題だが、ウェブを見ると紐は両方ともバネに掛けるようだ。
チューニングが断然楽になった。6:1ぐらいであろうか。昔のオーディオチューナーとかには、フライフォイールが付いていた。通信型には付かないが、ダイヤルのフィーリングにもこだわりたくなる。とりあえず、ここまで来た。さて、次はどこに手を入れるかなぁ。
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糸かけダイヤルができないかと、以前から利用できそうな物を物色していた。結局、タミヤの模型用のプーリーを使うことにした。
バリコン側は、直径6mmのカラー(スペーサ)をプーリー側の穴を少し広げて圧入する。プーリーの樹脂は柔らかくて、2液性のエポキシ接着剤では着きそうにない。銅線を掛けて、エポキシ接着剤で固めて固定した。
ツマミ側は、壊れたVRの軸を利用した、秋月製の安物である。昨年、電源を作るときに過電圧を掛けて壊した物である。これも小径のプーリーの穴を広げて、VRに付いていた樹脂を円形に削って挿入する。そのままでは、抜けてしまうので、アルミの軸の頭をエポキシで固めて抜けないようにした。VRの軸についているグリスはふき取っておく。
シャーシもバーニアダイヤル用なので改造が必要だ。CADで図面を引き直した。今日はここまで。
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IFTのコイルの間隔を調整してみた。聴いた感じでも、幾分帯域が広がったのが感じられる。何より、ダイヤルのチューニングが随分楽になった。バーニアは付けていないが、調整する前は、チューニングがシビアであった。
コイルの間隔は、現状で最も近づけることができる6.3mmとした。(改造前は7.0mmである)
【追加】
さらに午後から、1st ITFのコイル間隔を詰めた。IFTを取り外して、基板をヤスリで削った。間隔は4.0mmまで詰めることができた。
調整には、スペアナ+TGが便利だ。双峰なので、直視して調整できるのはありがたい。
下の写真は、狭い方は6.3mm+6.3mm、広い方が4.0mmと6.3mmである。1st IFTの間隔を詰めたところで、特性を取ってみた。
TG出力は、-70dBm。検波diodeの代わりに、ハイインピーダンスプローブを付けている。このプローブのゲインは約+8dB。従って、6BE6→6BA6までのゲインは、74dBぐらいになっている。
ANTからSGを入れたときと、若干特性が違うのは、プローブの入力容量を含め、チューニングされているためかも知れない。最終段のトリマーを調整すれば、もう少し平坦になるかもしれない。聴いている分にはわからないが。
今も、NHK第1放送を聴きながら書いている。低音と伸びた高音ですばらしい。特にアナウンサーの声は、圧縮がかかっているのか、迫力がある。
TS-950SDXと比べてみたが、こちらは6KHzのフィルターが入ってしまうので、高音が出ていないことがわかる。決して悪い音ではないのだが。もう少し、色々、聴き比べてみたいと思っている。
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先週に引き続き調整をした。まずは、課題2点。
1つ目は、オーディオのハム音である。かなり大きかった。結論は、検波段とMJN386とのインターフェースがまずかった。386を10Kの固定抵抗でグランドに接続したが、10KAカーブのVRに変更した。オリジナル回路である。また、いつものことだがNHK第2と文化放送?が何もしなくても、ampに回り込んでくる。強電界なので仕方がないが、ラジオを作らなくでもこれで十分か??。対策としては、3pinからGNDへ220pFを入れた。ちょっと、大きすぎるかも知れない。高域が落ちてしまうかも知れない。後ほど、総合調整で要確認だ。
500K AカーブのVRは100Kの固定抵抗に変えた。これも、本当にこれでよいか検証が必要だ。
(最初に疑ったのは、IFTとB電源のトランスの磁気結合。トランスを外してみたが変化がなかった。レイアウトの不良だときつい。ホッ。)
2つ目の課題は、OSCの発振異常。NHK第1の600KHzより下にバリコンを回すと、OSCが異常発振してしまう。
スペアナで見ていると良くわかるが、音でもモータボーディングの様な音がするのですぐわかる。バリコンとOSCコイルの配線や位置関係が悪いかとやってみるが、改善しない。ANTコイルを外すと異常発振が停止する。ANTのホット側とコールド側を入れ替えても同じだ。
結論は、ANTコイルのインダクタンスが過大になっていた。フェライトコアを抜いて解決。トラッキングが適当で調整してなかったため、インダクタンスが過大になっていた。トラッキングを調整して、感度最大にしたら、OSCの異常発振もなくなった。
と言うことで、MJN386の基板を中に組み込み、特性を取ってみた。
SGはHP8656B。ミリバルはVT-176。入力はバーアンテナに7t巻いたリンクコイルからSGに直接入れた。出力はSPの代わりに10オームの抵抗で終端。SGからは-67dBm相当(100uV、50Ω終端時だが)、40%のAM変調波を入れた。IFTは以前調整したままで、いじっていない。闇雲に回すと泥沼に入りそうだ。
外観は変わっていないが、AMPを中に入れた。測定時の模様である。
特性からも、音が細い?のが、伺われる。
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RF系のコイルを自作した2球スーパーを組み上げた。調整するために、回路を一気に組み上げた。
構成は、前回と同じ、6BE6 6BA6 1N60 MJN386Dの構成である。
組み上げて、取りあえず、音が鳴るところまで、組み上げた。調整はこれからである。昔あったTRIOのコイルパック、アルプスのバリコンの組み合わせは、実はノウハウの固まりであったことが、今回組み上げて良くわかった。何も考えずにセットができあがるのはすばらしい。
今後、念入りに調整して仕上げていきたい。
やはり、OSCコイルのインダクタンスが不足していた。530KHzから受信できるように、15T巻足した。
15T(追加)+135T+15T 350uH~150uHとなった。巻足した結果、タップ位置が相対的にアース側に下がってしまった。影響を含め、今後確認していく。
一応全帯域で受信できている。スピーカーもBOXに入っていないせいもあるが、音が細い?。IFTの特性であろう。これも、想定の範囲内であるが、全体の調整ができた段階で、双峰特性にして、Hi-Fi化するつもりだ。
この休みは、時間がとれる範囲で、これに費やしていた。
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