ツイストペアケーブル給電ダイポールアンテナ
これの、続編である。ツイストペアケーブルで何とか7MHzあたりで使えるのではないかと、当たりがついた。これを使ってダイポールアンテナを作る。
ツイストペアケーブルを使うメリットは軽量であり、グラスの釣り竿で保持できるのではないかと考えたところにある。正攻法ならば、1.5D2Vあたりを使うのが良い。あえて、それではなくて、これを使って見たところに、意固地になっている。伝送損失が1dB程度あるので、必ずしも最良ではない。
明日は南岸低気圧の影響で関東でも降雪があるかも知れない。なので、今日の土曜日に何とか試して見たい。伝送路単体で評価して、線路長を調節することで、誤魔化して?50オームでマッチングが取れるようにした。ここに、これに近いインピーダンスを持つエレメントをつければ、アンテナとして機能するのではないかと考えた。
で、始めたのだがうまくいかない。土曜の午前中はこれに費やした。移動して試す前に自宅の庭で予行演習。うまく、7MHzでリターンロスが下がらない。諦めて、昼食後、撤収を始めると、エレメントが異様に長い。庭で展開するのだが真っすぐ張れなくて、ジグザグと。おかしい!。測ってみると何と2倍の片側20mあまり。ああ、やってしまった。もっと早く気がつくべきなのだが、やっている時は気がつかない。冷静に見るとすぐにわかるものの。
片側10mぐらいから切り詰めて、7MHzに追い込む。
何とか、できたので、早速、CWで試し打ち。1stQSOはDQRさん、すんなりできる。信号も強いから、このアンテナは実用になりそう。
随分と出遅れたが、これから、POTAの移動地へ。どうせなら、新しいところへ行ってみたい。1時間弱かかるが、吉川公園を目指す。野田橋の渋滞に巻き込まれるが、15時過ぎに現地に着く。ここは広いからフルサイズのダイポールアンテナを展開するにはもってこいだ。
綺麗に上がった。やはり、垂直系よりも良いみたい。コンディションにも助けられたが、もらうリポートはいい。低いが垂直系の給電点よりは高い。フルサイズはいいみたいだ。
ツイストペアの給電線とエレメント。やはり、ダイポールアンテナは安定しているように思う。
まあ、こんなことをするよりも、1.5D2Vあたりのケーブルで作る方が、安直だと思ふ。
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