2024 全市全郡コンテスト
なんだろう、割と力まず淡々と参加することにした。天候にも恵まれ、雨粒一つ降らないし、風に吹かれることもなかった。
ー・・・ー
結果を記しておこう。
最初は全然その気がなかったのだが、いつしか今までになく、シリアスコンテストになってしまった。こんなに、一生懸命にコンテストに参加したことはない。
今回は寝ないで24時間頑張ったよ。出だしの貯金も使い果たすことなく、最後まで持ちこたえたw。
目標スコアは設定していなかったんだけど、1分あたり1局、24時間=1440分、このくらいできるといいなぁ、と漠然と思っていた。
インパクトがあったのは前夜祭、JHU、JQFとラグチューしたとき。みんな何か目標を持って参加してる。そして、そのアプローチも全く違う。そしてこれを聞いて、何とか昨年の自分を越えたいと思う。
まあ今回は、自分の昨年は超えることが出来た。昨年は万全を尽くしたと思ったが、参加中に急に眠くなりガッツリ寝てしまった。今回の参加前は漠然と24時間参戦できればいい、ぐらいの気持ちで臨んだ。
今回は出だしだけ、事前に決めてあった。昨年と同じ50MSSBだが枯渇したらすぐにバンドチェンジしよう、とそれだけを決めた。出だしの50Mもあまりパッとしなかったが30分は持った。その間、430で空いているチャンネルがないか探した。バンドスコープは役に立つ。しばらく見ていると、432.98Mが空いている。ここに移ることが出来てスムースに局を稼ぐことが出来た。今回はこれがうまくいった。
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アンテナシステムはいつもと同じ。この場所だと配置も決まってしまうので、設置を考える必要もない。写真はいつもと違う日暮れ直後のアンテナ全景。
いつもの角度からの写真。調整を要したのは28Mのダイポール。少し上に共振点があったので、3cmづつ伸ばした。これで、OK。
ALLJAからの変化点は、ダイポール系の全てにソータバランを入れた。これは、SSBへの回り込みを抑える目的。これは上手くいった。1.8M、3.5/7Mが回り込み気味だったが皆無になった。
14/21/28Mのダイポールがおかしい。PTT制御に回り込む。送信中、送受をバタバタと繰り返す。手動のPTTを押せばおさまる。これは、SO2R制御のHCMOSのロジックICに回り込んでいそう。現地で全ての入力ピンにパスコンを入れるのは出来ない。対処療法だが、このアンテナの同軸ケーブルにコアを巻いて凌ぐ。2個も入れたが完全には収まらない。我慢できる程度になったのでここまで。このアンテナだけ回り込むのは解せない。同軸の長さがちょうど共振してしまっているのだろうか。SO2Rインタフェースのこの弱点は気にはなっていたので、対策をしておこう。今回のトラブルは、これだけ。結局、半田ごてを持ち出す羽目にはなったが、まずまずの出来、と思う。
1200Mはいつものスタックだけ。コリニアアレーとその切替SWは省略。2400MはいつものトランスバーターにIC705。バンドスコープは凄い威力がある。まあ、そんなに出来るはずもなく、無くてもいい設備。出番が少ないから、とりあえず持ってきた、ってとこ。
シャック内の様子。変わり映えがしない。Zlogを使う予定であったが、SO2Rの設定方法が理解出来ず断念。個別にはちゃんと制御は出来ている。どうも自分の理解が足りていないよう。宿題だ。どこかで踏み越えないと前に進まない。
前夜祭の様子。といっても、日が暮れる前から始めたので、ALもすぐに枯渇。まあ、始まるまでゴロゴロ昼寝(夜寝?)
前夜祭は、いつものように超酔っぱらいのJHU、酔っぱらいとうまく付き合えるJQF、そして酔いも覚めた私の3人。それぞれの考えの違いなど、刺激をいただいた。この会話は多くの人が聞いていたに違いない。その筋?の人には面白かったと思うw。
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出だしは50MSSB。そこそこしか呼ばれないが、30分は持った。まあまあだ。その間、430MFMに移動すべく、空きチャンネルを探る。しばらくすると、432.98が空いていた。ラッキー!。ここで、それなりに局数を稼ぐことできた。今年はスタートダッシュに成功した。この貯金はありがたい。
その後もペースを落とさないように丁寧に丁寧に。3.5Mと1.8Mは日曜の夜に取っておきたいところだが、そんなことを言ってられない。ペースを維持することに集中する。
何と開始から6時間も休憩なし。以前では考えられない。3時、4時台も渡り歩いてペースを確保。
出だしの430FMでそこそこ局数を稼いでみたものの、それだとマルチ率が下がる。日が昇ってから7SSBに出るが、弱小電波では苦しい。正午前後は7Mが悪くなることが分かっているので、この時間は外す。14時過ぎぐらいから7SSBに参戦。空きはないし狭いところで我慢。そう言えばこんなSSBをやるのは何十年ぶりか。我慢、我慢。声を張り上げる。CWの何倍もエネルギーを消費する。ここで稼がないとマルチが足りない。ローバンドはマルチの宝庫だ。我慢して17時過ぎまでいた。何とか形が作れるか。
3.5SSBは全くダメ。こんな物かなぁ。最後はCWでなりふり構わず、拾いまくる。何とか1440qと1Kマルチは確保できた。こんなに真剣にやったことはない。ああ、疲れた。
SO2R、じぶんの送信音をモニターしているからうまくいかない。送信時のモニター音をゼロまで調整できる機能も付けてある。phoneだとモニターしながら人間AGC?にも使っている。これではダメ。消音してできるようにならないと、反対側の受信を有効に使えない。まずはこの練習が必要。。。
まあ、やり切った感はあるが、これでもJQFにはかなわない。悔しいねぇ。まだまだ、やることも見つかったのだが、次に頑張れるか。少し休んでから考えよう。
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月曜日の朝、眠いはずだがいつもの時間に目が覚める。歳は取りたくないものだ。
今回のコンテストは天候に恵まれた。雨が降ることもなかったし、風が吹くこともなかった。アンテナはしっかり上げているので、対応は出来ている。後片付けも時間を掛けて次のコンテストの準備?のつもりで丁寧に。機材を乾かす必要もなく助かる。後は積み込んで帰るだけ。
家に着くまでがコンテスト?だから安全に気をつけて帰ろう。
世話になった筑波山。いつもとは違う角度から。
下界に降りたら、無性に肉が食いたくなる。そこで、すぐにあるいつものファミレスへ。祭日のファミレスは小さい子供をつれた家族連れでいっぱい。そういえば、そんな時代もあったような・・・・。
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【分析編】
ちょっとだけ、データを抜き出して見た。
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コメント
いやー、ご苦労様でした。(って私はOCDXCWに逃げてヒマしてたんだけど・・・)
移動でこんだけANT上げてSO2Rのシステムを構築するって、想像しただけで気が遠くなる。
JHU,JQFと完全に肩が並んだって感じですね。エライ!
投稿: 渡辺@jh1eaq | 2024/10/16 21:40
EAQさん、おはようございます。
むかし、オールシティーコンテストとVKZLは同じ日でしたね。思い出しました。
やー、移動はしんどいですね。腰とかをやらないように慎重にやってます(笑)
JHU,JQFとか専門家?には敵わないですね。一生懸命やったんですけどね。いつまで、こんなことが出来るかわかりませんが、可能な限りやってみたいです。
投稿: JK1LSE | 2024/10/17 07:51