2024 ALL JAコンテスト
この所、悪天候の移動運用だが、今回は恵まれた。雨も憂鬱だが風だと最悪だ。昨年はあらかじめわかっていたが、強風で凄い天候だった。それを思うと何と幸せなことか。
多くの方と、QSOいただきました。ありがとうございました。
結果は、
黒のグラフは昨年の結果。
スタートダッシュに成功して、その後、3時過ぎも寝ないで頑張った。24時間コンテストでは初の快挙(笑)。
50MのSSBスタートだが、いつもは30分もすると底をついてしまうのだが、1時間近くはもった。1時間で100q近くで来て、この貯金が気持ちの余裕を生んだ。
その後、3.5M、7Mと渡り歩いたがSSBにこだわった。コンテスト開始前にアドバイスをいただいて、SSBをやらなきゃ、と肝に銘じていたからだ。どうしても、SSBは及び腰になる。ハイパワーでガツーンとやるSSBは楽しいが、混信の中我慢するSSBは苦しい。昨年はほんの少ししかSSBをやっていない。めげながらも、続けるとそのうちレートが上がる時もある。7Mは夜でも調子がいい。コンディションに助けられ、22時台も80qのレートが残せた。
23時台はCWへ逃げたが、それでも7Mは調子がいい。その後も7Mはずうーっと使える。コンディションがいいんだね。
夜中の3時から4時台。魔の睡魔の時間帯だが、1.8-7Mを行き来して、毎時50qぐらいは確保できた。上のグラフは下がることもなく直線的に伸びていく。今回の最大の目標24時間オペレーションも見えてきた。ここからは未知の世界で、午後になって爆睡してしまうかも知れないが、その時はその時、突っ走ることに決めた(笑)
1.8Mは早めに切り上げて、5時台は7Mに移る。終了間際に行き場がなくなれば、1.8M、3.5Mしかなくなる。少しは取っておこう。この時間から7Mが使えるなら、なるべく取っておきたい。3月に行った四国POTA運用の経験から、早い時間の7Mは使える。お昼ごろに悪くなっていたから、早い時間に出来る限り刈り取っておきたい。朝は皆さんSSBはうるさいからCWでやる。
8時台ぐらいから12時まで、14Mから28Mを行ったり来たり。14Mはマルチを拾う。9時台は50MSSBも出てくる局もいるだろうから、少しさらう。毎時50-60qぐらいは確保できる。
12時35分、記念すべき1000QSO目は、雨谷君と28MのCWで達成。昨年より2時間近くは早く達成。昨年はハイバンドが馬鹿開けしたので格好がつく数字が残せた。こればかりはお天道様しだい。局数を伸ばしたい。1400qは超えたいところ。気を緩めないで、コツコツ拾っていくしかない。午後になってCWでRunしていて呼ばれなくなると、寝るちしてしまいそう。SSBで地声を張り上げている間は、意外と眠くない。何とか最後まで持つかも。
15時台から18時台までは、色々なバンドをつまみ食いするが、7MのCW、SSBを主体で過ごす。SSBはコンテストであまりお目にかからない方からも呼んでいただきるので、QSO数の伸びに貢献できる。クリアになっても上から潰されてしまう。弱小局は仕方がないね。辛抱するしかない。
19時台は予定通り3.5Mに。20時台は3.5Mと1.8Mに。最後はあがきで、7Mで拾ったりしていた。出だしの夜を終えて、1.8M、3.5Mのマルチが埋まるか心配だったが、追い込みで何とか形がついた。ハイバンドは弱小ダイポール組には厳しかったが、何とか225マルチと不満ながら形が出来た。
最後、1400qも超えた。出来るだけ伸ばそうと、ガツガツ拾っていく。もう少し早めに1500qの目標を設定しておけば、達成できたかもしれない。強い気持ちを維持して、高い目標を設定しておけば達成できるに違いない。気持ちが弱いから、これが出来ないんだよなぁ。
結局終わって見れば、ハイバンドのコンディションがパッとしなかったので、マルチが大幅減。その代わり、局数が150局ほど伸びた。トータルスコアは、昨年並みだが若干少なくなった。
悪くても、毎時50q以上は確保できている。24時間=1440分。24時間のコンテストで毎分1q以上を達成できた。自分的にはこれを一番褒めてあげたい。
SSB頑張ったよ~。3.5Mはもっとやらないとダメだなー。
24時間、落ち込むこともなく、コンスタントにこなすことが出来た。出だしの50MのSSBの調子が良かったので、気持ち的に楽になったなぁ。
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いつもと違った角度から。
いつもの50Mの5エレ。一枚だけど、いつもよりはもう一段上げた。風が無いのでこのくらいは平気。ステーもちゃんと取りましたよ。
HFハイバンドのアンテナ。飛びに不満はないが、所詮はダイポール。八木にはかなわない。今回も固定組を含めた八木組のマルチは、このバンドだけじゃないが50マルチも差がある。このあたりが、ACAGと違って、ALLJAの難しいところ。昨年みたいに、馬鹿開けすればその差は短じまる。
14/21/28Mのワンフィードダイポール。バンド幅も広いし、飛びも悪くない。ただし、上げるときに注意しないと、ひっかて難しい。
昨年、FTdx-10を手に入れたので、SO2R可能なように、組んでみた。
FTdx-10で1.8M、3.5M、7M、50M。FT991で14M、21M、28Mを受け持った。これはアンテナスイッチが2TXに対応していないため。HFハイバンドだけを991に受け持つようにして構成した。
結果から言うと、これは全くの無駄。一番は人間がSO2Rに対応していないから。1分1QSOぐらいやっていると、暇な時間が無いのでS&Pなんてやってられない。まずは、オペレーターを何とかしないとダメだ。
もう一つ、991はいい無線機だが、世代の新しいdx10と比べると見劣りする。やっぱりdx10の方が圧倒的にいい。ということで、SO2Rコントローラーとかもいらない、dx101台だけで構成すればいい。
もう一つ、SSBの回り込み。こちらは奥が深い。12V系の電源ケーブルにコアを入れる。3.5Mのアンテナにもコア。7Mは何とかクリアになった。3.5Mはモニター音がガサツクがパワーを最低に絞っても変わらない。どうも、モニターだけの問題かもしれない。時間切れでこのまま参戦。コンテスト中にレポートをもらって確認するも、普通に聞こえているみたいだ。次回の課題。
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24時間の長いコンテストも、無事終了。撤収は翌日に。クーラーの氷も解けてしまったので、生ぬるいビールと残り物のおにぎりで、ひとり打上げ。寝落ちすることもなく完走できた。ちょっと、安堵した満足感で充実していた。このあと、爆睡。
翌朝、明るくなってから涼しいうちに撤収完了。あとは積み込んで帰ります。
お世話になりました、いつもの筑波山。
帰り道、塩分と甘いドリンクが飲みたくなり、いつものマックへ。毎回同じですね~。
おまけ、永井さんオリジナルの144/430Mのアンテナ。コンテスト開始前のラグチューに使用。
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【備忘録】
獲得マルチを残しておきます。
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