« 2023 XPO記念コンテスト | トップページ | 2023 千葉コンテスト »

2023/10/09

2023 全市全郡コンテスト

4大コンテストの最後、これに参加しました。今年は、何とか完走できました。今回はワイヤーアンテナを一掃したので、アンテナ系はすんなりと完成したのだが、色々ありました。一番の問題は、自分の体力のなさ(老化??)でしょうか(笑)。

色々、あったので順次追記していきますが、取り合えず結果のみ記載します。

1696836832137

ー・・・ー

2023_acag_point

2023_acag_rate

2023_acag_rate_kako
一昨年とのレート比較。

2023_acag_mode

ー・・・ー

最大の問題は、アンテナ上げ?での疲れが時間が経ってから、どぅーと出てくること。あわよくば、6Dの時のように寝ないで24時間を完走できればと、ひそかに目論んでいた。
が、実際はアンテナ上げ?の疲れが出たのか、出だしから調子が上がらない。0時を過ぎると眠くて仕方がない。3時になると我慢できなくなって就寝。しかも、目覚ましをかけずに。起きたのは、5時半で2時間半もいっぱい寝た。それでも寝足りない。どうも、調子が出ない・・・。

もう一つの失敗は、出だし。50MのSSBスタートだが、あまり調子が良くない、呼ばれない。我慢して430FMに移るのだが、チャンネルが空いていないものだから、随分と上に確保。ここでも、レートが出ない。我慢しきれず、23時にはCWに手を出した。ここでの-100qが最後まで響いたように思う。phoneの出来が、失敗のもと。

ー・・・ー

1696836832143
50/144/430Mの八木アンテナ。風も怖いので、1段上げただけ。コンテスト中は、モータも回さなかったw。

1696836721810
14/21/28Mの3線式ダイポールアンテナ。こちらも、パンチ不足だが手軽で上手く動作している。

1696836832083
1200Mのループ八木とコリニアアレーアンテナ。高級?同軸リレーで切替て使う。たまに、コリニアを使った程度。モーターはカッパを着せてある。こんなに晴れているのにと思ったが結果的には対策しておいて助かった。

1696836832093
2400Mのループ八木とトランスバーター。こちらも以前のコンテストで使用した氷の袋でカッパを作った。トラバは濡らすわけにはいかない。モーターはAKC製の方向指示なしモーター。あるのと無いのでは、大違い。助かる。

1696836721593
アンテナスイッチのトラブルシューティング。何でこんなところで開腹しないといけないんだろうか?。コンテスト用に積みっぱなしのテスター。これが無いと、何もできない。電気は目に見えないので。


ー・・・ー
【アンテナ編】
・ワイヤーアンテナ
 今回、ワイヤーアンテナを一掃した。
 1.9Mはエレメントはいつもと同じ0.9mmの裸銅線のフルサイズだが、同軸を5D2VからRG58Uに変えた。これは、グラスロッドの負荷を下げる意味がある。風を受けた時の撓り軽減だ。周波数的にもロスは問題ない。
蛇足だがこのケーブルに500Wを入れると、ホンワカ暖かくなることを過去には経験している。考えてみれば電動ドラムに500Wの電熱ヒータをつけるとドラムを巻いた状態では内側の電線が溶ける(変形する)。直流抵抗による損失熱だ。これと同じで、RG58Uに500W入れると同じになるということ。移動の50Wぐらいでは全く問題ない。

 3.5/7M、こちらは新規に作り直したもの。どうも7Mの飛びが悪いで、以前の3バンド用から14Mのエレメントを外した。また、エレメントの軽量化から3.5Mのエレメントをモジュラーケーブルから0.9mmの裸銅線に変更。同軸も3D2Vに変えた。設置工事も楽になったし、7Mの飛びも悪くないみたいだ。上の1.9Mのエレメントが影響しているのか、3.5Mのエレメント長は調整したが、どちらのバンドもバンド内のSWRは上手く収まっている。

 これらの対応でグラスロッドに付けたローバンドの設営は簡単にもなったし、風にも強くなった。今回もこれなりの強風があったがびくともせず、メンテも不要だった。前回のALLJAの時の経験が生きた。

 14/21/28M。こちらも、トラップダイポールから、3線式のフルサイズダイポールにした。こちらも、現地で若干の長さ調整は行ったものの、どのバンドも広くSWRは収まっている。飛びの方も悪くない。ただ、ビームアンテナと比べると物足りない。スキャッターなどでは力不足。簡単に上げられるから、いいとは思っている。

・八木アンテナ
 50Mから上のバンドは、以前と同じ八木アンテナ。それに、一部のバンドではコリニアアレーを併用している。パンチはないが、まあ、こんな物か。2.4Gは約1m長のループ八木。これも、まあそれなりに動作しているみたいだ。

【トラブル編】
毎度、大小色々なトラブルがあるのだが・・・・。

 アンテナスイッチ、今回から実践投入。バンド数が多いこのコンテストにはこれがあると助かる。ところが、現地で設置すると切替リレーが動作しない。ところが、車のエンジンをかけて、電源電圧が13.5Vぐらいに上がると、ちゃんと動作する。何故だろうか。?????。
部品の手持は無いので、同じ基板の中から使っていないチップ抵抗を外して、ドライバートランジスターのベース抵抗を下げても状況は変化しない。まあ、運用状態では車のエンジンをかけているので、問題はないか、と諦める。
 でも不思議。寝転がって考えていたら、Trスイッチに0Vのはずのところが、いつも5Vが出ることが不思議だ。起きてパターンを確認すると、誤配線だ。GNDラインにつなぐところを5Vラインにつないでいた。自宅ではこれでも動いていたので、見落としていた。
 なんてこった、最初から間違っていたのか。パターンを修正して、無事動作!。現地でチップ抵抗の取替や、半田ごてを降り舞わすとは思わなかった。480円のテスターも役に立ったw。

 SSB送信への周り込み。HFのTRXを替えたせいか、3.5MのSSBの時に、マイクに若干の回り込みが発生。お気に入りのデカいコアを電源、マイクライン、アンテナスイッチコード、同軸に順に巻いていった。どれも決め手に欠くが、マイクラインにPCからの音声を混合する装置を繋ぎこんだところで収まった。とりあえず、収まったのでこれでコンテストに臨もう!。
 終了後、切り分けで、これれのコアを少しずつ外していったが、全部外しても問題なくなった。何たこった、再現性がない。違いと言えば、外は土砂降りで地面のインピーダンス?が下がったのか??。まあ、次回も注視しよう。コンデンサーマイクの根っこに100pFでも入れられれば効くと思うのだが分解できない・・・。

 最後まで解決できなかった。このせいで、モチベーションもダダ下がり。みっともないし、運用に支障もある。
CW送信中に符号の一部が間延びする。なので、一部の符号がおかしくなるので、相手はコピーできない。このときは再送する。見っともないなぁ。。。。頻度は、たまに出る程度。バンドには関係ないように思う。酷いときは、送信しっぱなしになり、連続キャリアが出っぱなし。この時は、Ctesatwinを再起動するしかない。
 符号のヨレはPCの処理能力の影響かとも思い、PCのモニターでCPU処理能力を見るが問題ない。電波の出っぱなしもあるし、USBへの電波お回り込みか。バンドの違いに寄らないのは何故だろう。
 開始前に、このUSBは回り込みによりリセットするので、USBアイソレーターとコアを追加している。これで収まったと思ったのだが、電波の回り込みだろうか。。。これは、悩ましい・・・・。内蔵のUSBハブが怪しいか。何とかしないといけない。

 番外編なのだが。
車のスライドドアが閉まらなくなった。以前、息子からも申告があった事象だ。ドアが閉まっている時のロック金具が、空いている時にも閉まっていて、これが邪魔してドアが閉まらない。反対側のドアと見比べると、この金具は開いていないといけない。ドライバーでこじっていると、こちらも閉まってしまった。両側のドアが閉まらないorz。一瞬、夜も、コンテスト中もこの状態かといやな予感が頭を過る・・・。
気を取り直して、100均で買ったスプレー式の油を注油する。
電動ドアなのだが、内側から開けるノブを動かすと、この機構が動くことが分かった。必死にガチャガチャやることで復旧。何とか最悪の事態は免れた。この間、約30分の奮闘。コンテスト前に随分と神経をすり減らした。このことも、若干の精神的ダメージにつながったかも。
無事、ドアが閉まった後、100均のスプレー油は詰まって出なくなった。流石、100円。でも、いい仕事をしてくれたw。ちゃんとした556でも買っておこう。
10年を遥かに超えたポンコツ車。大事に使おう。

ー・・・ー

【運用編】
これが本題のはずだが、今回の失敗も備忘録として残しておく。
出だしのつまずき。。。
 21:00 50SSB
 21:30 430FM (55q)
 21:45 144SSB
          1200FM
          430FM
          1.8SSB (116q)
 22:50 50CW
 ・
 ・
 ・
 ・
 (内、累積QSO数)
出だしの50SSBは想定の範囲で、すぐに失速。切替えた430FMに上手く乗れず、早々に放棄。←ここがまずい!。
その後、点々とphoneを渡り歩くが上手くいかず。結局我慢しきれず23時まえからCWへ逃げた。

この後も楽しいところはなかったが、ちょっとだけ楽しかったのは、
 9:00 7SSB
 10:00
最初、周波数が確保できなくてレートが取れなかったが、次第にポツポツと呼ばれるようになった。これをもう1時間ぐらいできれば随分と楽になったに違いない。

もう一つは、14のコンディションが意外と良くて、局数・マルチが想定よりもできた。ダイポールにしては上出来。
 14:40 14CW
 15:20
この2つぐらいしか、良いところはなかった・・・・。

ー・・・ー

【番外編】


1696836832104
今回から、HFのTRXを替えた。受信とかはいいような気がするが、2重ダイヤルのRITと、受信帯域可変のツマミ(外側)は、イケていない。使いにくい。使えばなれるかなぁ~。
あと、得点には寄与しないことはわかっていたが、こんな時しかQSOのチャンスが無いので、2.4Gも用意した。2q出来て満足満足!。

1696836721749

1696836832076
開始直前の夕食。まあ、カレーにしてみたがルーはSB製でいつもと違う。

1696837318744
肉が食いたくて、下界に降りてきて、ひき肉だが肉を食した。

1696837318765
撤収時の朝の様子。この時は小雨だったが、最後は横殴りの雨と風。機材も人もすっかり濡れてしまった・・・。
ご苦労様でした(自分)。

ー・・・ー
昨年は途中リタイヤでしたが、今年は何とか最後まで完走できました。自分の体調管理など、まだまだやることはありそうです。

QSOいただいた皆様、ありがとうございました。

 

|

« 2023 XPO記念コンテスト | トップページ | 2023 千葉コンテスト »

コンテスト」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2023 XPO記念コンテスト | トップページ | 2023 千葉コンテスト »