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2023/08/07

2023 フィールドデーコンテスト

今年もゲストオペのマルチオペ部門で参加した。昨年は50Mを担当したが、今年は144Mを担当した。このバンドは、どちらかと言うと苦手なバンドだが、少しは鍛錬?しようと思い担当させていただいた。あとは、430MのCWが手薄と言うことで、こちらのCWも担当した。

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144Mの設備はこんな感じ。木の枝が邪魔して高く上げられない。まあ、この地は標高もあるし、こんな物で我慢するか。


右が10エレのスタック。左のポールがX7000。コリニアのGPだ。結果から言うと、このGPがいい。04のKPIも開始早々に呼んできてくれて出来た。また、03もSSBでできた。30はかなり強力に入感していた。

悔しいが、八木よりも良かった。慣れない場所なので、入感ルートの把握が出来ていないのと、横スタックビームがシャープすぎる。方向をきちんと合わせないと効果を発揮しない。これをコンテストの最中にやるのは難しい。となると、そこそこゲインのあるGPに歩があるのだろう。ハイバンドと比べるとマルチパスによる影響も小さいはずだ。やはり運用地によって最適なアンテナがあると、つくづく感心した。それにしてもX7000は長い。HFのアンテナか釣り竿みたいだから持て余す。地上高を稼いで上げて風に吹かれたら怖いなぁ。

中央は6Dから投入した2400Mのセットだ。今回のマルチオペではこのセットは使用しないが、6Dのリベンジで何とかQSOできないものかと持ち込んだものだ。さらに、その後作成したループ八木で試して見たい。このアンテナを、マルチオペの予備のマキ製のループ八木と比較するとエレメント間隔が同じみたいだった。ループの帯材はパイプをカットしたようで、幅は10mmよりも狭い。どうもこのアンテナのオリジナルはマキ電機の物のようだ。

コンテスト前に聞いても何も聞こえない。始まってからも担当バンドの合間に聞くがやはり聞こえない。諦めていたのだが、日曜のになると運よく聞こえた。その中でETPを呼ぶと応答があった。おー、ちゃんと飛ぶじゃん!。しかし、こちらの信号がわかりづらいのかNRを何回も送ってくる。マルチオペのメンバーは個人では参加できないようで、RS交換だけね、とやっと理解してもらって交信成立。良かった良かったw。

都合、3局と交信できた。やはりアンテナの方向合わせが難しく、必ずしもその局の方向ではない。かなり反射で来る感じだ。やはりバンド特有の伝搬らしい。このあたりは経験を積むしかないね。またやることが増えたw。

ー・・・ー

さて、帰りも遅くなったので、いつもの台湾ラーメンを食す。うまいね~。長いようでもあった今年のFD。天候にも恵まれて、ほぼ雨なし、風なし。気温も高地だから夜はちょっと寒いくらい。マルチ参加だから、開始直前までもバタバタ騒ぎで話題には事欠かない。

終わってしまえば、ちょっと寂しい気もするし体のけだるさも余韻として残る。夏の一大イベントが終わってしまった。次はハムフェアーだね。暑い夏が続きます。

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ー・・・ー

ちょっとだけ、ネタばらし。参加メンバーは、

JJ2JQF,JJ1JQJ,JK2XXK,JR9FFO,JQ1BVI,JP1QGO,
JJ8DAN,JP1JFG,JK1SCJ,JK1LSE(順不同)

昨年参加された方の中には本業の都合で、泣く泣く参加できなかった方もいる。
今回は超ベテランのコンテスターの方にも参加いただいた。そして何といっても目玉は、ピカピカの真新しいピンクリニアの投入。本人はまだ開局して数ヵ月しかたっていない。この効果は絶大で、いつもと違う客層の開拓につながった。ハイバンドを中心に、50MやHFでもちょっとだけ投入。上手く捌くから、今後がさらに楽しみですわ。

 

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