ダイポールアンテナ三昧
今頃なんだけど。ALLJAの宿題と言うか、HF帯のアンテナの見直しをやっていた。
①3.5/7MHzデュアルバンドダイポール
これまでは、3.5/7/14の3バンドを1本の同軸で給電していた。2倍の周波数関係なので、上手くいくと思っていたのだが、エレメント間が干渉する。エレメントとの間隔が狭いせいもあるのかもしれない。特に14は別方向に引っ張らないとマッチングがとりづらい。
もう1点は、3.5のエレメント材がモジュラーケーブル(4芯)を使っているので重いし受風面積も大きい。(300m巻きを300円で手に入れた)これを、グラスのロッドで上げるとステーを取るも、しなってしまう。エレメントも多くて、上げるのに時間がかかってしまう。この辺りを解決するために、シンプルにデュアルバンドにして、得意?の0.9mmの園芸用の銅線を使うことにした。この銅線は安価なので色々なアンテナに使っているのだが、最近は値段が上がってひところの倍近くする。まあ、みんな上がっているから仕方がないね。
アンテナの調整風景。近所の江戸川の土手まで出かけた。昨日までの嵐は落ち着いて、日差しも結構あった。また日に焼けてしまったw。
写真はハイバンドのアンテナを調整しているところ。このアンテナの調整風景の写真は撮り忘れました。。
このデュアルバンダーは素直で調整しやすいい。吸い込みもいい感じだ。これならば、移動でも簡単に上げられる(ことを期待したい)。
②14/21/28MHzマルチバンドダイポール
14をどうするか、悩んだあげく21Mのトラップを追加してトライバンダーとした。21M用でも短縮しているので、増して14Mとなると短縮率も大きくなる。果たして、使い物になるだろうか。最悪、14Mだけ単独のダイポールにする手もあるので、取り合えず作ってみた。実用になるかは使って見ないとわからない。
これまで使っていたものに、右の21M用のトラップを作って追加した。やはり帯域も狭い。CWだけならば問題はなさそう。果たして、これだけ短縮しているアンテナが使い物になるだろうか。
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備忘録として、寸法とSWRの実測値を残しておく。
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調整に要した時間はこの2本で3時間余り。日も差してくるので日焼けもした。エレメントの長さを調整するために、あちらに行ったり、こちらに来たりとかなりの運動量。アンテナの調整が出来たら運用でもするかと思ったが、そんな元気もなくスゴスゴと返ってきた。
nanoVNAが無ければ調整にはこの何倍もかかったであろう。VNAを使いこなすには至っていないが、外へでも持ち出すことができるVNAはありがたいし、何倍にも使い道があると思う。
とにかく、完成して、ヨカッタ、ヨカッタ。
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