« サテライト通信(2m→70cm) | トップページ | ステルスアンテナ(続編-ノイズ対策) »

2021/03/07

サテライト通信用ステルスアンテナ

サテライト通信を始めて約1ヶ月、100QSOもできた。しかし、通信するたびに、ベランダでアンテナのの設営をする。だんだん面倒くさくなってきたし、部屋にはアンテナやモータ、三脚がゴロゴロしていて、超雑然としている。板金加工やハンダ付けと工作台も散らかったままだ。

昨日、VWLさんの屋根裏動画を見て、そういえば元々は屋根裏にアンテナを設置するつもりで、ブーム長1mの4eleYAGIを作ったんだっけ。しかし、思いの外屋根裏は筋交いや梁があって、アンテナを回転させるとなると狭い。垂直偏波にして通常の地上波用と共用しようと思ったがこれでは回転ができない。諦めて放置してあった。2m用だけ水平偏波にすれば良いことはわかっていたが、地上波と共用出来ないので乗り気ではなかった。

部屋が雑然としていることもあり、今日は思い切って屋根裏へアンテナを設置することにした。屋根裏は夏は高温だし、冬は寒い。作業ができる季節は限られる。意を決して始めた。

Img_2375

まずは、2m用を水平偏波にする。仰角は15度狙い。70cmは垂直偏波にするので。影響のない木製のマストにする。これで、回転半径が最小となり、屋根裏にギリギリだが持ち込むことができる。まるで、パズルのようだ。まずは、ベランダで試運転。

Img_2372

2m用のアンテナを15度の角度を持たせるためのマストクランプ。簡単なはずだが、三角関数を忘れてる!!。なんと、中学生以下だな。普段使わないからと、言い訳・・・。

Img_2377

ちょうどよい梁があったので、挟み込むようにしてホールドする。回転できるように、当たらないようにするのは、屋根裏で実際に現物合わせで調整する。筋交いとエレメントの距離は最短部で3cmほど。ギリギリだ。

Img_2380

マストを延長する。本来、モータはこんなに長いマストは想定していない。根っこの部分に負荷がかかるが、アンテナの重量バランスを取ることと、屋根裏は無風だからと、作者の意図とは違う使い方になったいる。自己責任で。

ー・・・ー

実際の屋根裏の様子。ライトでも持ち込めば、よく映るとは思うが、きれいな場所でもないので雰囲気だけ、御覧ください。

Img_2387

Img_2386

Img_2388

一応、動画にしてみた

 

 

 

実際の使い込みはこれから。夕方のXW2Fをやってみたが、70cmの送信の被りが殆どなくなった。偏波を変えたせいか調子がいい。ベランダだと、北西がアルミ製の雨戸や建物の影でほとんど使えなかった。これで周囲は邪魔するものがないはず。使い込んでみようと思う。

部屋の中が、随分と片付いてスッキリした。満足、満足。

 

 

 

|

« サテライト通信(2m→70cm) | トップページ | ステルスアンテナ(続編-ノイズ対策) »

アマチュア無線」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« サテライト通信(2m→70cm) | トップページ | ステルスアンテナ(続編-ノイズ対策) »