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2019/07/28

50MHz用ダイポールアンテナ

苦肉の策で、この間からこんなアンテナを使っている。と言っても、常設のアンテナではないので臨時アンテナ。しかし、これだと簡単に上げることが出来るので重宝している。

元々は、移動用に作ったダイポールアンテナ。電話用のモジュラーケーブル6芯を束ねて使っている。300m巻きで300円で手に入れたものだ。これで、いろんなダイポールアンテナを作って移動に使っている。もっとも、1.9MHz用もこれで作ったが、これは失敗作。何が失敗かというと、エレメントの重量が結構重たくなって、グラスロッドがしなってしまう。結局、0.9mm径の園芸用の裸銅線に変えた。こちらは、軽量で頗る調子がいい。

モジュラーケーブル製のダイポールアンテナに話を戻すと、こいつは被覆が沢山かかっているためか、エレメント長の短縮率がかなり大きくなる。写真のエレメント保持の材料は2700mm長のビニールハウスの骨組み材だが、これでエレメントを十分サポートできる。材質はグラスファイバーだと思うが、中空ではないためそれなりに重量もあるが、バランスを取って設置すると、ご覧の様にうまく落ち着いている。また、2700mm長の物は手に入りにくいかもしれない。よく見かけるのは2400mm長ぐらいの物かと思う。例によって、近所のジョイフル・本田では扱いがある。

所詮はダイポールアンテナ。YAGIにはかなわないが、共振しているので、HFのトライバンダーよりはましだ。リターンロスも小さいので、パワーも吸い込んでくれる。

最近は、こんなもので楽しんでいる。

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写真ではわかりにくいが、左側の垂直のグラスロッドに取り付けてある。地上高は15m近く稼げる。

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給電部の様子を追記しておく。本来はワイヤーだけで保持するところに、ビニールハウス用の支柱を差し込んだだけである。あとはマストに紐で縛り上げる。特にエレメントの両端をつるしたりもしない。

先ほど、いつもコンテストでお世話になっている都内の方とCWで、また、こちらはいつもアイボールでお世話になっている埼玉県本庄市の方とCW/SSBでQSOいただいた。どちらも信号は弱く、やっぱりダイポールはダイポールと言っところ。やはりYAGIアンテナはいいなぁ、と再認識したところだ。

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2019 UECコンテスト

7月のイベント、今年もUECコンテストに参加した。実は先週開催で忘れないうちに、備忘録的に記載しておく。

7MHzは相変わらず良くないので、オールバンドでの参加、と一瞬考えたのだが開始まであと15分、さすがにこれからベランダに5eleを上げるのは厳しい。従って、いつも通り7MHzでのエントリーとなってしまった。

まあ、このコンディションでは1エリアからは不利なのは承知だ。さて、今年はどのエリアが有利になることやら。それでも、十分に楽しまさせていただいた。しかし、Hのナンバーを送る局ばかり。凄く偏った、レアな特異集団たちだこと。

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2019/07/08

2019 6m&Down コンテスト

何とか、無事帰ってくることが出来ただけでもいい。梅雨なので、雨は覚悟の上で出かけた。カッパも用意済みで、雨だけならば何とかなる。これまでの経験もある。しかし、今回は違っていた。

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設営中は雨もなく、何とか苦労しながら、アンテナを上げることが出来た。こんな感じで、臨戦態勢も万全のつもりだった。

ところが、コンテスト開始直後から、北東の風が強くなり、波状的に突風が襲ってくる。気にはなるが、気にしても何もできないので、QSOを進めるが、午前零時を過ぎたころから半端な状況ではなくなった。車自体が大きく揺れるし、風に殴られるようになってきた。アンテナは大きく揺れて宙を舞う。どうしようもない。

そんな時、車体に何かがぶつかる大きな音。アンテナが倒れたー、とQSOを投げ出して暴風雨の中、表に出るがアンテナは相変わらず宙を舞っているが、まだ立っている。では何が・・・・。車の隣に置いてあった脚立が風で吹き飛ばされて、車にぶつかったのだ。飛んできて、車のガラスにあたったらしい。割れなくて助かった。片付けて、車内に戻るが、風は強くなる一方だ。車体が大きく揺れる。

しばらく、考えるが車をやられたたら、帰れないし身体にも危険が及ぶ。アンテナはタイヤベースを使っていないので、ケーブルさえ切り離せば車を移動できる。慌てて、ケーブルを外に放り出して、アンテナが倒壊してもぶつからない位置まで逃げた。ヘッドライトでアンテナを照らすと大きく揺れるポールやアンテナが浮かび上がる。

しばらく様子を見ていたが仕方がないので、気を取り直してステーの点検に出た。伸びてきているのでさらに強く張りなおす。とてもアンテナを撤収できるような状況ではない。風に任せるしかない。さらにしばらく見ていたが、先ほどに比べると若干落ち着いて様な気がする。

2、3時間もすれば収まるだろう。倒れたら仕方がない、おにぎりを1個食べて寝ることにした。

 

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こいつだ。コンテスト終了時点でもここにとどまっている。コンテスト中の18時間も吹き荒れた。台風並みの低気圧。前線を伴って、北東の風と雨を流し込んでいた。2、3時間もあれば抜けると思ったけれど、前線があるから停滞していたのか。天気予報では精々5mほどの風でしかなかったのに。

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夜が明けても風は続く。時々、車も揺れる、波状攻撃もある。相変わらず、アンテナは大きく揺れている。倒壊したら仕方がない、5eleYAGIまで同軸ケーブルを延長して無線を再開することにした。ケーブル長は全長で約40mにもなる。ここなら、倒壊しても車には届かない。一応身の安全も確保できた。

ただ、アンテナは風見鶏状態。空気抵抗は少ない方向へ勝手に向いて、大きく首を振っている。幸い、5eleYAGIは南西方向がフロントで、都内や西のエリアに向いている。7eleYAGIの方は、三陸沖辺りにフロントが向いている。ケーブルもないので使うことが出来ない。結局、コンテストには使うことなく終わった。

こんな状況でも、続行。ただ、いい結果は残すことが出来ないだろう、何とも言えない状況での続行だ。

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夜中は、諦めて寝ていた。波状攻撃で寝つきは悪かったものの、結構寝れた。このせいか、撤収後も眠くなることはなかったのだが。

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アンテナは1本しかないし、しかも南西向きに固定状態。朝方、8エリアのEsが開けるが、バックサイド方向なので飛ばない。何局かできるが、パイルが凄くて抜けない。ちょうど、9時ごろのレートが落ち込んでいるところがそうだ。

マルチもあきらめムードだが、正午ごろ風も少しやんだので、5eleYAGIを下ろして回らなくなった、ステーリングに当たっていたYAGIの取り付けをやり直して、上げなおす。友綱でフロントを引っ張って北に向けるが、受風面積が増えるのか、全体が大きく揺れる。こんな状況でCWで04、06や8エリアのいくつかのマルチから呼んでいただきマルチを稼ぐことが出来た。これでもまだ足りないのだが・・・・

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撤収の時も、風に加えて、小雨も加わって最悪。カッパで完全装備で臨む。5eleYAGIは受風面積が小さく片手でも扱える。やっぱりこのくらいでないとなぁ。

7eleYAGIは大した重量ではないが、風にもっていかれる。受風面積の違いとモーメントの違いを実感する。

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風が強くなる前の写真を記録しておく。

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コンテスト開始直前の2日間は、今年最高のEUオープン日。風が怖くて北には向けることが出来なかったが、日本中の猛者たちがFT-8に大集合で、獲物をさらっていく。まるで、20mを見ているようだ。しばらく見ていると、どうも効率よく拾うコツがあるようだ。勉強になる。

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コンテスト前の早めの夕食。この頃は、ちょっと風が強かったが、外でコンロでお湯を沸かすことも出来た。平和だったなぁ。

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コンテスト開始の出だしは、バンドエッジを確保したが、某東京の大学クラブ局が隣に。かぶりまくり。こちらのも被っていただろうが、大したことがないのか、居座り続けられる。これでは共倒れだと思うのだが。レートが上がらない。失敗だ。風も気になるし、被りもある。結局こんな状態で2時間が過ぎる。ほんのちょっと下へ逃げるが、反対側はバンドエッジだから逃げれない。失敗だ。

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ちょっと、今回投入した折り畳み式7eleYAGIについて記す。結局実践投入できなかったものの、コンテスト前にテストRunすることが出来た。

この場所は、周りが開けているので折り畳み機構も封印して固定式にしたのだが、まず、上げるのに手こずった。普段の4、5倍はかかった。実はアンテナに合わせてモーターも一回り大きいものを用意した。TV用のモーターでは余りにも心もとない。しかし、これが凶と出た。2m延長のパイプを足して、何とか上げたのだが重さとアンテナの重量バランスも悪いことから大きくへの字に傾いてしまった。これはヤバイ。これではダメなので、何とかもう一度下ろして、延長パイプやめてモーターも小さいものに変えた。ブレーキが心配だが。

 

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これで、都内周辺の局で様子を見る。上のコントローラーの印の様に、方角にはシビアだ。10度から15度ぐらいの方向調整をしないとピークを迎えない。アバウトに使うと5eleYAGIの方が良いレポートを貰うことになる。きっちり合わせても大差がないレポートになる。

朝方、兵庫の移動局を見つけた。7eleYAGIの方が、若干いいくらいだが、5eleYAGIと大差がない結果となった。もっと多くの事例を見ないと判断はできないが、受風面積やモーメントの違いを考えると、移動運用に関しては5eleYAGIの方が圧倒的に優れている、と今回は感じてしまう。

マークを入れるときは、まだ平和だったのに。しかし、実戦で使うことが出来なかった。このアンテナも使い込んでみたいとも思うが、移動で使うなら5eleYAGIが良いと思う。

今回、何事もなく無事に帰ることが出来たのは、奇跡かもしれない。神様が助けてくれた、もっと自重しろと。肝に銘じておこう。

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