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2018/12/24

2018 AMコンテスト

寒いから億劫になっていたのだが、天気の方は何とか持ちそうとの天気予報なので、筑波山へ出かけることにした。今回もいくつかの秘密兵器?と1200MHzのアンテナを試して見るつもりだ。

Img_1066
これが秘密兵器その1。色々考えあぐねた結果ポチってしまったもの。何に使うかと言うと、お化けポールも持ち上げるのに使用する。3連掛けの動滑車とかも考えていたが、やはり、これが一番。なぜかamazonで定価の半分近くで出品されているのを見つけてポチる。ギア比の大きい1/4なるものを手に入れたが、結果的には1/3でも十分であろう。そもそも長いハンドルがあるのでここでも力が稼げる。
結果は、ラクチン、ラクチン。しかし、ポールは真っすぐでないとパイプ間の摩擦が大きくなり上がってこない。これは素手で上げるときも同じこと。もう一つの秘策(写真は撮り忘れた)で、ナスカンを使い手元で操作するステーで、これで調整すると簡単にパイプの垂直を出すことができる。真っすぐにすると簡単にリフトアップできるようになる。これなら安全に伸ばすことができる。また、ロック機構もあるので、固定ボルトも余裕で取り付けることができる。
これを尺取虫の要領で繰り返す。上部は素手でも持ち上がるので、下部の3段をこの方法でリフトアップした。今回の秘密兵器その2がついているので尚更重い。しかし、この方法だと年寄りにも安全で何ともラクチンだ。

Img_1064_1
アンテナを上げ終わったところ。今回は5eleYAGIをシングルで使う。給電点で約12m程の地上高を得ることができた。天気が良くない。夕方からは雨だという。持てばいいのだが・・・・。
アンテナの下1mのところに、秘密兵器その2が写っている。ローテーターだ。オークションで手に入れた小型のものだが、やはり重い。これを付けたので秘密兵器その1に踏み切ったっというわけ。構想的には前々から考えていたのだが。

アンテナを回してみてわかるのは、フロント方向はやはりかなりブロードだが、サイドからバックはかなり落ち込む。いつも東京方面に向けていると、群馬や栃木ができないのがうなずける。また、東京23区内の方向と都下の方向も異なるし、2エリア方面はさらに違う。この辺りの違いはだいたいわかっていたが、コントローラー上の目盛り位置でハッキリわかることがメリットだろう。移動局はこのあたりのノウハウの蓄積が足らないので、固定局にかなわないのだと思う。
コンテストが終わってからだがSSBで高岡の局から呼んでいただいた。毎度筑波に来ると交信していただける局だ。今回はコンテストではないのでゆっくりと話を聞くことができた。富山と1エリアはやはり決まったルートで比較的簡単に交信できるという。しかし、1エリアでも神奈川や東京は難しいらしい。茨城や千葉の方ができるという。やはり、交信のルートがあるらしい。その後、三重の局ともできた。AMはやはり飛ばないとのこと。また、いつも交信いただく飯田の局も決まった方向で交信できるらしい。そういえば、ここ2年ほどの移動運用で出来る遠くの局はいつも決まっている。みなさん、良くルートを熟知されている。
コンテスト終了後にも、遠くの方とできて、満足満足。6mは面白い!

-・・・-
さて、肝心のコンテストの方はというと・・・・・。どうも、AMはなぁ~。慣れていないから仕方がない。最も、半世紀近く前に最初に従免を取って交信したのは、この6mのAMだ。学校にクラブ局があり、トラセン(TR-1000)に、ポイント・サン(50.3Mc)とポイント・ヨン(50.4Mc)の2個の水晶発振子しか入っていなかったけれど、1WにマスプロのGPでも結構出来たことを記憶している。その後、7Mcでは88D/59Dラインで交信していた。もうすでにSSB時代だったが、7030よりちょっと上には、ほんの少しのAMが残っていた。SSBに邪魔されながらのQSOだった。
こんなこともあり、嫌いではないはずのAMだが、なんせ半世紀近く前の話だから勝手が違う。

もう一つ、コンテスト開始前に50.640KHzあたりで「あぁ、あぁ~」と試験電波を出していたら、いきなり呼ばれてしまう。話をすると6AU6ファイナルの自作送信機だという。嫌いな方ではないので、ついつい話が弾み、時間が過ぎてしまう。完全に機を逸してしまい、チャンネル取りをあきらめて、コンテスト前のお馴染みさんを呼びに回る。みんな気合が入ってるなぁー。この3時間のショートコンテストだが、今年1年の終わりと言うこともあり、常連の移動局、常連の固定局とバンドエッジにきれいに並んでいる。すでにそれを見て気後れしてしまう。そもそも、天気が悪かったら家でコタツに入っていようと思ったくらいなので、すでに気持ちで負けている。やはり、気力は大事だ、最後の1局まで頑張らねばと悟ってはいるのだが・・・。

結果は、
2018_am_point

2018_am_multi

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完全に出だしで出遅れている。確保した周波数は50.710MHz付近。全然呼ばれないかと思うとそうでもない。やっぱりショートコンテストは出だしが肝心だ。あと、弱い信号は取りづらい。SSBとはよくできたものだと感心してしまう。あと、周波数は5KHz毎に出ないといけないのかなぁ??。そういえばトランシーバのマルチ・ファンクションキーに5KHzごとのチャンネルセレクトキーがあったけど。6mのAMのルールだろうか。よくわからないけど・・。

-・・・-
天気が悪い。
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ここは木の枝が邪魔になり、下からはリフトアップできない。苦労して、途中から起こす。この写真は雨の中の撤収の様子。立てた時とは逆に倒す。
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結局、天気は回復するばかりか、コンテストの途中から、弱い小雨になってしまった。アメダスを見ながら、大きな雨雲が無いことは確認したが、一向に上がらない。しばらくSSBで楽しんだが、遅くなると日没になってしまい厄介だ。もう少しラグチューを楽しみたかったが仕方がない。1200MHzの方も展開することができず、こちらも断念。
まあ、AMのコンテストの雰囲気を味わうこともできたし、今年1年、何度も交信したお馴染みさんとも出来た。また初めての方とも、たくさん出来た。正に、今年最後を楽しめた。

みなさん!MNI TNX !

p.s.
最近、移動用のグッズが増えてしまい、道具を使っているようで、実は道具に使われているんじゃないかと思うようになった。移動運用とは、固定局とは違い、いかに簡便なシステムでスマートに交信するかだと思うが、いろんな物を持ち込むと準備が大変で、設営にも時間がかかる。何かが違うようにも思うけれど。。。


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コメント

はじめまして。いつもblogとTwitter拝見しています。
私もマストを全部伸ばせないのでこんな方法を試したいと思っています。いくつか質問させてください。
マストとフックの接続は、マストのボルトにワイヤーなどを通して加工されたのでしょうか?
ウィンチの固定は単管パイプ2mとかですか?FAP-612とかだと高さが足りないような。滑車をウィンチの支柱とは別にマスト側にも使うのですかね?

投稿: 石坂 @JJ1BBY | 2018/12/24 17:59

BBYさん、こんばんは。
昨日はQSOいただき、ありがとうございます。
ご質問の件ですが、だて棒の長さは4mです。ポールを1段伸ばした時の長さが必要になります。2m物を2本つないでいます。
ポールとの接続(ひっかけ)が結構ミソ?です。FAPポールのボルトにひっかけて、伸長後、ロープにつけた紐を引っ張って、ロープを下げます。この繰り返しになります。やってみると簡単です。
ご参考になれば幸いです。

投稿: JK1LSE | 2018/12/24 18:39

QSOありがとうございました。
タイヤベースなしで12mポール上げられたのですね。
局数は丁度10QSO多くできましたが、マルチで大幅に負けており、総得点で2千点負けました。参りました<(_ _)>

私の小田原ポイントは埼玉と栃木のマルチを取りこぼしているようです。

投稿: jk1wsh | 2018/12/24 21:51

AM-TESTでは残念でしたが、その後ありがとうございました。
信号は安定して聞こえていました。

滑車でのUPですか・・色々考えておられますね。
こちらは軽量化ばかりで、あとは人力に頼っております。
設備が大掛かりになると、設営時間がかかってしまうので、どこで折り合いをつけるかですかね。

またよろしくお願いします。

投稿: JR2MIO | 2018/12/24 22:59

WSHさん、こんばんは。
正直、AMは難しいなぁ、と言うのが印象です。それと皆さん凄く力が入っていて、気後れしてました!。430MHzのFMと同様にいい周波数の確保が必須ですね。いい勉強になりました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。

投稿: JK1LSE | 2018/12/24 23:18

MIOさん、こんばんは。
6mでゆっくりお話ができるとは思いませんでした。VUHFはやはり高さですね。
毎回、ちょこちょこと改良しているとどんどん物が増えていきます。車も移動運用専用ならばいいのですが、普段使いもしているので機材を全部降ろさないといけないのでこれもまた大変です。段々、移動も億劫になってしまいます。
これではいかんと、スリム化もやらねばと、これまた、まだまだやることがあって飽きないです!

投稿: JK1LSE | 2018/12/24 23:26

QSOありがとうございました!
そういえば、コンテスト前にお声がけいただいたときにも「すでに気おくれしている」と仰られていましたよね。来年はきっと大きくリベンジを果たされるのではないか、と勝手に想像しておりますhi
今年は大変お世話になりました、来年もまたよろしくお願いいたします。

投稿: JP1LJH | 2018/12/24 23:56

QSOありがとうございます。
秘密兵器大変興味深いです。
またお願いします。

投稿: JL1EEI | 2018/12/25 02:31

LJHさん、おはようございます。
開始直前の5〜600KHzの間は猛者連が綺麗に並んで壮観でしたよ。これを見るとビビりますよね、皆さんの気迫を感じます。自分もその末席にいれば良かったのですが。来年も何らかの形でコンテストには参加するつもりです。皆さんとワイワイしながら参加するのが楽しいです。引き続き、よろしくお願いします。

投稿: JK1LSE | 2018/12/25 07:01

EEIさん、おはようございます。
QSO 、ありがとうございました。君津と聞いて、一瞬アレっと思いましたがいい場所があるんですね。千葉方面は魅力があるんですが、土地勘が全く無くてダメです。鋸山はいいんでしょうが、あまりにも有名ですよね。来年もよろしくお願いいたします。

投稿: JK1LSE | 2018/12/25 07:06

こんばんは。
NR交換ありがとうございました。

秘密兵器を投入したり、色々工夫をして、移動運用を楽しんでおられますね。

午前中はまずまずの天気で、雨は降っても夕方以降という予報だったので、今回も担ぎ上げの移動をしたのですが、少し降られてしまいました。山の上は冷えます。こうゆう時は、車からの運用が羨ましいです。

今回は色々な問題があり、その為かは分かりませんが、局数が前回より少し減りました。紙ログ故、これからZLOGに入力してみないとスコアは出ませんが、取りあえず有効交信200は越えているはずです。

周波数の件ですが、移動局部門で参加している経験からは、ロケが良ければ、大きな違いはない様な気がしています。
以前は、550~600辺りでスタートすることが多かったですが、近年は開始前の場所取りが激しくて、段々上の方に上がってしまいます。今年は開始20分前に偶然空いていた650でスタートしましたが、前々回が650、前回は770でした。
スタート直後はあまり呼ばれませんが、最終的な交信数では下の方で出ているのと変わらなくなる感じです。上限付近まで上がってしまうとどうだかわかりませんが。

毎年すれ違っていますので、今年のハムフェアはSKDアイボールしましょうか。

投稿: JR1OBC | 2018/12/25 21:18

富岡さん、こんばんは。

毎年、安定の出来栄えですね。やはり、年期?には勝てません!

おっしゃる通り、圧倒的な電波の強さがあれば、周波数は関係ないと思います。しかし、都内から遠く離れた、標高300m級のところでは、周波数も影響するように感じます。ショートコンテストだと、出だしで稼げないとそれが最後まで響きます。最も、高地ならば、限界値が高いのでそれほど響かないのではないでしょうか。
富岡さんの運用も流石余裕を感じました。貫禄の差です。

無線、特にコンテストを再開してから2年余り、限界も感じつつ、毎度気がつくことを都度試しています。これが面白いのかもしれません。

是非、来年のハムフェアあたりでお会いしたいですね。40数年の昔に戻ります。引き続き、よろしくお願いいたします。

投稿: JK1LSE | 2018/12/25 22:41

いつもコンテストではお世話になっています。
AMコンテストでもQSOありがとうございました。
アンテナの設営、工夫されているのですね。
このコンテストはモードがAMなことに加え、スプリントで周波数の発掘に苦労するコンテストですね。
来年もいろんなコンテストでよろしくお願い致します。

投稿: JL1LOF | 2018/12/31 12:07

LOFさん、こんにちは。
AMコンテストでは、最後の1局でした。QSO、ありがとうございます。また、今年も色々なコンテストでも交信いただき、ありがとうございます。

毎回、色々と小物を作って試しています。上手くいくと良いのですが、必ずしも成功するとは限りませんが、作ることで満足いています。

いつまで続くかわかりませんが、来年もコンテストに参加するつもりです。引き続き、よろしくお願いします。

投稿: JK1LSE | 2018/12/31 14:25

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