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2018/10/27

SO2Rコントローラー(MIC周辺)~まだまだ途中~

進みが遅くて、遅々として進まないプロジェクト。SO2Rを行うときのコントローラーの製作だ。一番めんどくさいのは、コントローラーのプログラム。これは前回大体のところまで仕上げてある。二番目に手間なのが、MIC周辺のアナログ回路だ。基本は1つのマイクを2台のRigのマイク入力に切り替える回路なのだが、PCからの音源や内臓を予定している半導体メモリーの音声メモリーをつなぎこむ。2Rig対応なので、それぞれ2回路必要だし、音声メモリーやPCから音を出している時にはマイクをミュートしたり、細かい制御も必要になる。

SNの点では不利だが、5V単一電源でオペアンプを動作させて、加算器により音声を足しこんでいる。必要に応じて4066のアナログスイッチでミュートを掛けたりする。この制御電圧が5Vだとレベル変換不要でマイコンに接続できるので、そのために5V単一電源にした。もっとも、MIC周辺の低レベルを扱うので、何とかこれでも大丈夫そうだ。

基板には半固定のボリュームがいっぱいついている。オペアンプのゲインをラフに設定し、後はこのボリュームを調整して合わせこむ。トランスはaitendoで手に入れた、6石ラジオ用のドライバートランス。プッシュプル用のベース側で1:1のところを使う。ミスマッチだろうが問題ない。安売りの時に買ったので1個50円ぐらいであったと思う。ただし、ピン位置を示すドットの位置が違うものが混ざっており、巻き線の接続も反転している。これだから、安かったのかなぁ~。
直流は全く流さないような回路構成にしているにもかかわらず、低域のレベルが落ちているようだ。安物の珪素鋼板のトランスだ。もっとも、コンデンサーマイクは低域が出過ぎているので、慣れるとこちらの方が明瞭度が上がって、コンテスト向きかも。怪我の功名ってやつだ。

Img_0932


もう一つ、ネタだ。Rigマイク側も回り込み防止のため、先ほどの安物トランスでアイソレーションを取っている。1台のRigならば不要かとも思うが、2台のRigのマイク同士をつなぐので気持ちが悪いので入れているのだが。。。
当地はNHK第1放送、第2放送の送信所から10Km程度しか離れていない。そのため、このトランスで浮かしていると、強烈にラジオが混入する。かすかではなく、強烈を通り越して、ガツンと歪んで混入している。この事象はLM386のアンプも何も対策しないと激しく回り込むので、まあ驚きもしないのだが、トランスで浮かすだけで調子が悪くなる。結局、浮いている片側を0.1uFセラコンで内部と接続することでピタリと止まる。この当たりは、自分の電波との具合もあるので、ケーシングしてから微調整しようと思う。何といっても、500KWの威力は凄い!

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