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2016/01/17

CW TRX V2 CPU/制御部

今週は完成までたどり着かなかった。
フロントエンドとIF Ampができたのでローカルオシレータを注入して受信テストでもと始めたのが、この制御部だ。ArduinoのCPUと送信タイミングを作り出すPICからなる。これにDDSとLO用のアンプが載っている。ここまで仕上げないと受信テストができないわけで、中々手間がかかる。

Dscf0748
各種電圧を作る電源や送受信を切り替えるTRスイッチ等を個々に確認しながら組み立てる。CPUであるArduino NANOを載せてV1のプログラムを流し込んだところで、ちょっとおかしい。LCD表示とかロータリーエンコーダーは動いているが、消費電流が多い。また、しばらくするとCPUチップもホンノリ熱くなる。
色々調べてみると、出力ポートがショートしていた。ハンダブリッジだ。よく見たつもりだが老眼では・・・・・

Dscf0754
ベタアースがほしいので、長い引き回しはジャンパー線になっている。この辺りは各自の考え方によるのだが。


Dscf0730
例の黄色い紙によるパターンの転写だ。実はこの基板は失敗作だ。マジックでムラを修正してからエッチングした。しかし、段々コツがわかったような気がした。
転写温度を上げ過ぎるとトナーが溶けてしまい、特にベタアースにムラができる。トナー全体が溶けないような低めの温度で基板側に転写できると良い。アイロンの中では高すぎる。低では溶けない。この辺りが難しい。
(アイロンの表示はいい加減で絶対温度は分からないが、JISによるとアイロンの中は150℃、低は100℃ぐらいらしい)
写真の下に写っているGPSクロック基板は割とうまく転写ができた。この黄色紙による転写の弱点は、トナーのみがマスクパターンになるので転写ムラがあるとそのままエッチングによる腐食につながってしまう。ブドウ紙やブルーシートはトナーと紙や素材もいっしょに残ってマスクパターンになるのでトナームラになりにくいのではないかと想像する。


Dscf0733

さて、DDSも載せて、PICのプログラム書込と今週はできなかったので、ボチボチと続きをやろうと思う。

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