Class E Amp (E級アンプ)2
うまくいかない。E級アンプのプッシュプルをやっているが、どうも思うように行かない。
まずはドライブ回路。74HC04のインバーターを使ってドライブする。ガッツリとドライブするため、3パラにしてある。インバーターで論理反転して両FETを180°位相を変える。CMOSの汎用ロジックだからコンプリメンタリーのFETが終段となっている。hi出力もLow出力時も2N7000のゲートのCをチャージ/ディスチャージできる。そういう意味では理想的なのだが。
これではありきたりの回路なので面白く無い。ここをパルストランスでドライブできないかあがいてみた。が、うまくいかない。コンベンショナルトランスでうまくいかないかと思ったがダメ。伝送線路トランスにしてみたが、抵抗負荷ならばいいが、実際にFETをドライブするとうまくいかない。しかも、コアを3つも使ったのだが。
結局は、74HC04のドライバーに戻して。実験を継続。
今度は出力側の出力合成回路のトランスをいじってみる。FETがOFF時の電圧波形が納得行かない。綺麗な弧を描かない。コンベンショナルトランスを使っているので伝送線路トランスにしてみるが、これもあまり変わらない。
結局は元の回路のままである。(2N7000 x2のプッシュプル回路)
5V時、出力は330mW 効率81%
9V時、出力は1W 効率84%
数値だけ見るとこんな物かとも思うのだが、波形が気に食わない。この休み、時間を見つけてチョコチョコとつついていたのだが、進展がない。この間、何度コイルを巻き直したことか、伝送線路トランスの組み合わせは、接続が複雑だ。こんな日もあるさ、と、ちょっと、頭を冷やしてみるか。
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