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2015/05/09

QRP CW Transceiver

QRPトランシーバーに仕上げていこうと思い、心臓部のIFアンプにとりかかる。連休前からやっているのだが、風邪を引いたり、中々進まない。やっと火を入れて調整ができたので、記録しておく。

回路は2SK241 3段のストレートアンプ。このサイトの回路のコピーさせていただいた。
3段ということで、発振するだろうことを想定して、機構を組み立てた。
実装にあたっては、両面基板とアース板を組み合わせてグランドの強化とシールド効果を期待した。さらに、段間のシールドや部品面のシールドが追加できるような構成とした。

Dscf0245
部品面のパターンは全面をグランドにとっている。スルーホールができないので、銅線を差し込んでつないでいく。

Dscf0224
KiCADでパターンを検討していく。フットプリントの作り方がわからず、苦労しながらレイアウトした。印刷でパターンを転写したいところだが、今回は手書きでパターンを書いていく。

Dscf0227
エッチングを済ませたところ。トランジスター以外殆どをチップ部品を使うので、ユニバーサル基板ではやりづらい。久しぶりにエッチングしてみた。このくらいの小さい基板であれば簡単だ。

Dscf0232
測定のため入力には1:9のトランスをつけている。入力コイルは2Tの巻線にしてあるが、50オームで受けるとさすがに重い。450オームで受けると同調点も明確に出てくる。

ところで、この4個のコイルの調整はかなり難しい。トラッキングジェネレータを使っても簡単ではない。1段毎トラジェネをつないで、ピーク点を合わせていく。次段に移って、前段も再調製するが、この時の調整済みコアはほんの少し回すのみにしておかないと、何がなんだか分からなくなってしまう。
調整位置によっては、発振しないまでもゲインが上がってくる。綺麗な山形に追い込まないといけない。調整がシビアだ。

ちなみに、アース板(0.4mm?の両面基板)を付けないと、3段アンプにした時に簡単に発振してしまう。電源周りも効いているかもしれない。フェライトビーズは気休めだが、この前にチップコンデンサーをつけている。
アース板を付けない時には発振を止めることができなかった。アース板を付けてもコアの調整位置によっては、簡単に発振してしまう。この点2段アンプは楽だ。アース板がなくても安定していた。入力のオープンにしても発振しない。

オープンゲインは、2段の時で54dB。3段で70dB程度を得ている。

Dscf0234

Dscf0244

入力-90dBm時。AGC電圧は0V。約70dBのゲイン。
Dscf0236

入力-80dBm時。AGC電圧は-0.22V。約64dBのゲイン。
Dscf0237

入力-70dBm時。AGC電圧は-0.36V。約58dBのゲイン。
Dscf0238

入力-60dBm時。AGC電圧は-0.47V。約49dBのゲイン。
Dscf0239

入力-50dBm時。AGC電圧は-0.54V。約40dBのゲイン。
Dscf0240

回路図:
「9MHz_IFamp.pdf」をダウンロード

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