DSP FM Radio EN803
簡単にできるFMラジオを作ってみた。
aitendoでタダで貰える基板。これはEN803用に違いないと勝手に決め込んで、1枚貰ってきた。調べると、aitendoでもこれを使った部品一式も売っている。
調べてみて、EN803とBK1079が同じ(どちらかがセカンドソース)であることを知る。
相変わらずaitendoのキットは怪しい。パターンカットの画像があるだけ、マシだがこれも疑ってかかる。回路図を描いてみた。KiCADだ。コンポーネントを作る練習だ。
「EN803_sch.xps」をダウンロード
オリジナルの回路では感度が悪い。色々やって、イヤホンのアース側をアンテナにした。直接接続しているが、本当は静電気の考慮が必要かもしれない。
感度はすこぶる良くなって、ここ埼玉の東の端では、ミニコンポでも入りづらい東京FMも聴こえる。ただし、選局はスキャンで行うので、引っかからずに次の局に飛ばされてしまうことがある。
電源ON時にRESET?がかからないことがある。このためか、RESET端子が出ている。電源を入れ直すことで回避している。(妥協だが)
アンテナにある共振器はトラップコイルのようなものか??。共振点は105MHzであった。
消費電流は20mAちょっとだ。LEDの回路を書き忘れた。赤色LEDに620オームを接続している。1mA弱流れている。電源は単4電池2本を電池ケースと基板背面に両面テープで貼り付けてある。
音量は十分すぎる。100オームを入れてあるがもっと大きくてもいい。電源ON時に音量の中点?から始まるので、大きくてちょっとびっくりする。
参考までにaitendoのサイトから落としてきた画像を貼っておく。パターン図と改造箇所が記載されている。
連休中の電子工作で、ゲルマラジオ感覚の製作だ。ハンダ付けは楽しい。
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