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I2C制御DSPラジオ(BK1088) 12(取り敢えず、完成)

取り敢えず、完成。

I2c_radio
LCDの化粧板をプリンターで出力し、LCD窓をカッターで切り取る。スイッチやロータリーエンコーダーの文字は透明のシート(のり付き)もプリンターで印刷する。このブルーだと、透けて地のアルミが見えてくるので、色が沈んでしまう。黒とかの方が隠蔽がうまくいくようだ。

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デザインの象徴的なのがこのバーアンテナ。中波と短波(?)に用いる。アルミケースの影響を受けないように、アクリル板で持ち上げたが、こんなに離さなくても良いかもしれない。もちろん、市販のバーアンテナでも構わない。2球スパーラジオで自作したものと、同じ手法で作っている。外形は10mm。内径8mmでシオヤ無線で売っていたフェライトコアを入れて350uH程を得ている。もっとも、このDSPチップは共振させていないのか、インダクタンスはラフで構わないようだ。この辺りの理屈がよくわからない。短波もこのバーアンテナを使うのであろうか???。外部アンテナ接続用として、リンクコイルが巻いてある。これをRCAコネクターに出してある。(奥のコネクター)
手前のRCAコネクターはFM用のアンテナ端子だ。FMはシールドが効いて、アンテナを着けないと全く受信できない。

サイドの大きな丸穴はスピーカーの穴だ。左右にあり一応ステレオになっている。ヒメロン(これは、商品名らしい)でもあれば貼るのだが、適当な布が無いので穴が開いたままになってしまった。

Dscf0419
音量のLCD表示のプログラムを最後に追加した。ちょっとスマートではないが、一応表示されるようになった。それまでは、デバックのためレジスター05の内容を表示するようにしてあった。こうすることで、色んなことがわかって助かった。

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別の角度からもう一枚。

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シールドケースに組み込む前のカット。基板のグランドも銅テープで強化している。効果の程は??、確認していないのでよくわからない。効いているかもしれない。

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トロイダルコアはEMI対策用のものだ。コモンモードの対策で信号線とアース線を一緒に巻き込んでいる。
I2C、スピーカー、電源にそれぞれ1個づつ使っている。中波帯からすると、もっと巻き込んだ方が良いかもしれない。多分インダクタンスが不足していると思う。また、このコアの効果も確認していないので、効いているかは定かではない。気休めかもしれない。カブリがひどい時にこの辺りがいじれるように、予めコアを入れておいた。幸い、シールドが効いたのか、コアが効いたのか、カブリが問題ないレベルに低減されているのでこのままにしようと思う。

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セラミックコンデンサーがバーアンテナ間にパラに入っている(緑ぽい色)。これは、モジュールについていたチップコンデンサーが、端子を半田付けした時に取れてなくなってしまったので、外付けで対応した。表面張力?でチップコンが飲み込まれてどっかに行ってしまった。これも小さい。aitendoの資料によるとこれは15pF。

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ケースを開けたところ。写真下のフロントパネルとの接続線は結構長くなってしまった。

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モジュールとバーアンテナ、RCAコネクターあたりの様子だ。RCAはむき出しだから、ノイズが入り込む余地が残っているが、今のところスペースの関係でこのままだ。

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CPUのPIC18F26K22が見える。結構窮屈な実装になってしまった。6pinのコネクタはPICKit3との接続用だ。

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写真左上にスピーカーがある。これは、携帯電話機から取り外したジャンク品だ。アクリルパイプで前室を作っている。それなりに、音量を得ることができている。LM386でも付ければさらに音量が得られるであろうが、電源の問題とDSPワンチップにこだわって内蔵のAmpのみで使っている。
ミニコンポに使われている高効率のスピカーと使うと、部屋で聴くには十分な音量が得られる。音も非常に良い。

Dscf0443
かなりアクロバチックな実装になってしまった。結果的にフロントケースとベース側を組み合わせるとクリアランスが殆ど無い。

Dscf0444
充電回路だが、絶縁テープが貼ってある。これもフロントケース側の基板とのクリアランスが充分でないために、安全を見て貼っている。

以下のサイトのソースコードを参考に成せていただいた。貴重な情報を提供いただき感謝、感謝です。

【参考にしたサイト】
http://crystal-radio.blogzine.jp/blog/2013/01/aitendodspic_be.html
http://elm-chan.org/docs/tec/te04.html
http://sky.geocities.jp/home_iwamoto/P16F145x/P16_L02a.htm

【開発環境】
Mikro C PRO v5.8.0

【回路図】
Dsp_radio20140215
ポートに余裕があるので、贅沢に使っています。以前のものとは、ポートが若干異なっています。

【プログラム】
プロジェクトファイルとHEXファイルを公開します。プログラムは得意ではないので、冗長なところ、おかしなところがあるかもしれませんが、一応動いたものをおいています。

プログラムソース・HEX一式
「20140303.zip」をダウンロード

【課題】
スピーカから「ピー」という高い音が出ています。スピーカではほぼ問題ありませんが、イヤフォンで聴くと気になります。(若い人はもっと気になるかもしれません!)
音量に関係なく出ます。ブレッドボードの時から変化がありません、どちらも出ます。今のところ、追求していないので、よくわかりません。

(2014.3.7 追記)===============================
ブログのまとめページをつくりました。
こちらから


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コメント

参照させていただきありがとうございました。まだ私のはブレッドボードの段階ですが、おかげさまで、ちゃんと動いています。ケーシングやノイズ対策完璧ですね。さすが無線家の仕業だと感心しています。

投稿: Mogart | 2014/07/17 17:08

Mogartさん
こんばんは。
ブレッドボード上で組み上がっている様子を拝見しました。XC8で動かしてるんですね、素晴らしいです。今であれば、私もXC8を使うところですが、最初に稲崎さんのサイトを見て、MikroCならばLCDのドライバーも揃っていたので、ちょっと勇気はいりましたが、有料版を購入しました。
お役に立てて、嬉しいです。

シールドはここまで必要かわかりませんが、板金ものは最初にやっておかないと中々できないのでシールドケースに入れてみました。PICkit3を接続しているとAM帯にノイズが混入します。これがなければ、大丈夫かもしれません。また、私のPCから1242KHzニッポン放送にかぶる信号が出ていました。他のアナログラジオでも同様でした。ノイズ対策は難しいです。

投稿: Pocky | 2014/07/17 22:16

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