AM変調
AM変調を実験している。RF出力は10mWにも満たない。これに、どうやって、変調をかけるか、やってみた。歪みなく、かつ深い変調をかけるのは難しい。
スペクトラム
自作。変調度を上げると、3次歪みが増加してくる。帯域が広がってしまう。このくらいでも、100%変調になっていない。
SG。3次歪みが見えるが、上と比べると、レベルが低い。99%変調でこのくらいなのは、立派?!
「自作」の回路はは、3Vのコレクター、ベース同時変調(トランス+中点からベース)。
「SG」はHP8656B。1KHz99%変調時。
AM変調も奥が深い。変調度を上げて、かつ歪まないようにするには、リミッティングアンプも必要となろう。昔ならプレート・スクリーングリッド同時変調が最高なのだろう。リニアアンプ方式でも可能だろうが、振幅がこれだけ変化すると、求められるリニアリティーも厳しくなる。
AM変調は、研究がしつくされているだろうが、自分で実際に見てしまうと、なんとも悩ましいことだ。簡便な回路でちょこっと仕上げるのは難しい。
(追記 2014/3/16)=====================
画像のピントが甘かったので、再撮影して差換えました。
まだ映り込みとかがあって、もう少し撮影環境を整える必要がありそうです。
(追記 2014/3/21)=====================
備忘録として、回路図もアップしておきます。
回路、定数は最適値となるところまで検討されていません。
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