時計8
ハード改造編です。会社のK嬢曰く、ラーメンタイマーは、音が出ないと出来上がったのがわからない。さらに、給湯器の前で使うので、ACでしか使えないのは不便!と。
だんだん、当初の方向と違ってきているが、何とかやってみるか。ということで、改造にとりかかった。
音はPWMを使って出すことも考えたが、音源がチープ。と言っても、凝ればきりがない。ジャンク箱を見ると、子供が授業?で使った電子オルゴール(スモールワールド)があった。太陽電池の使うようになっていたので、消費電力も微少のはずだ。タイマー満了時にLEDを点灯していたので、これにつないだ。5Vでは高すぎるので抵抗(10K x2)で分圧して簡易的にインタフェースを取った。電流が少ないので、これで、十分に音がなる。
次に電池の搭載。携帯電話機のLiイオン電池を使おうとしたのだが、どれも電圧が戻らずNG。仕方がないので、これも随分古いNiH電池。セルを分解して、3セルで使う。標準で3.6Vだが、4.0Vのフローティング充電で実現している。(いい加減な回路です)
DC-DCコンバータは、トランジスター式のものも実験してみたが、今回は結構電力が必要で効率が悪いので、IC式のものにした。
ICはモトローラ社がオリジナルのMC34063。ここで使ったのは、シャープ製のセカンドソース。手持ちがあったので使ったが、今は手にはいらないだろう、IR3M03A。秋月でJRCの物が手にはいる。(NJM2360D)
ダイオードで細工をして、AC時はコンバータを使わないように考えたが、4.5VぐらいになるとCPUがリセットしてしまうので、うまく行かなかった。小細工をせずに、AC時もコンバータを経由したほうがすっきりする。Vccラインを4.7Vで使っているが、コンバータの出力を上げて、5.0Vにしたほうが良いだろう。もう少し様子を見てみる。
かなりトリッキーな回路だ。
【追記:2013/9/22】======================
プログラムファイル(Mikro C PRO Ver5.8.0のソース、HEXファイルを含む、プロジェクトファイル一式)、パソコン側のUSBドライバーファイル、回路図をアップしておきます。ソースファイルは、雑然として人に見せる様なものではないですが、備忘録としてアップしておきます。(初心者につき、デバックの残骸、おかしな所が多々あると思います)
「program.zip」をダウンロード
「Clock_18F2455_20130828.PNG」をダウンロード
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<番外編>
時計用の電源を調整している時に、お気に入りの電源が壊れた。Liイオンの充電中に壊れたのてっきり、半導体がやられたと思って、次々と交換するも治らず。結局、イモハンダ(元々そうだったようだ)。結構時間を費やした。
かなり無理な実装をしている。
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