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2013/08/24

SDR

SDRをやることになった。SDRなんて!、と思っていたのだが、1000円以下でできると知って、やらない手はないと早速やってみた。aitendoで手に入る。メーカや外観は色々あるようだが、チップセットが同じであれば。どれも似たり寄ったり、と言ってもそこそこ高性能のようだ。

手に入れたのは、DVB-T+DAB+FM(ANT、リモコン付き)999円と、R820T-W(リモコン付き)777円。チップセットはR820TとRTL2832Uで、ドラーバーはzadig。アプリはとりあえず、SDR#(Sharp)。

この辺りは、「KG-ACARS HFDL VDL MCAに感謝 受信方法 受信記録のブログ」に詳しく書いてある。リンク集もあるので、参考になる。

Dscf0171

早速、バラバラにしてみた。このタイプは、小型だ。
Dscf0170

ヨーロッパ?のTV用のコネクターが付いているが、ルータで削って外した。ハンダゴテでも外れるだろうが、大変そうなので、これでやってみた。
Dscf0173

100MHzでSSGをつないで感度を測ってみた。このSGの最小出力-127dBmでも、聞こえていた。さらにATTで10dB絞ってみた。この辺りが限界か?それにしても、高感度である。
Dscf0174


さて、ここで手に入れたキットを早速つくてみた。火曜日にお願いしていたものが、今日(土曜日)の夕方に着いた。
SDR単体の受信範囲はおおよそ50~1000MHzぐらい。HF帯が受信できない。HF帯を聞くことができるようにするには、R820Tを飛ばして、RTL2832Uに直接入力するか、コンバータを外部に付加するか、どちらかだ。

素敵なキットを見つけた。好意で1セット分けてもらった。TT@北海道さんのサイトである。シンプルにDBMと100MHzの発振器でできている。サイトの内容もVNAであったり、クオリティが高い。面白そうなことをされている。
Dscf0180
早速組み立てたのだが、CRのチップサイズがあまりにも小さい。極めつけはLED。アナログテスターで極性を調べて実装した。手付けのチップはこのサイズが限界であろう。携帯電話機をバラしてみるとさらに小さなチップ部品が使ってある。これは手では付けられない。これは、私のように老眼でなくても無理だ。
このキットも、結構辛かった。3216サイズならば楽なんだけど、CRは手にはいらないのかもしれない。

とりあえず、ドングルに接続してAM放送を聞いてみた。スプリアスも幾つか見られる。原理的に仕方がないものもある。この辺りはもう少し良く見てみよう。
Dscf0175


Sdr_594am


こちらは、コンバータを使用しないで聴いている。
Sdr_795fm

とにかく、ドングル単体とコンバータで聴くことができる所まで来た。さあ、これを何に使おうか、面白いおもちゃだ。

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コメント

こんばんは。さっそくレポートを書いてくださってありがとうございます。うまく動作しているようで良かったです。チップ部品はたしかに小さいですが慣れると普通に見えます。最近は1608をよく使うので、3216は巨大に感じます。VNAのブリッジ用に1005を使っているのですが、さすがにこれは小さいですね。LEDは小さく華奢ですが秋月で売っているものです。
いろいろ実験してまたレポートしてくださるとうれしいです。引き続きよろしくお願いします。

投稿: TT@北海道 | 2013/08/25 01:20

TT@北海道さん
早速、ご覧いただき、ありがとうございます。
これを何に使おうか思案中です。
受信機に使うには、PCアプリが必要ですね。それよりも、測定器向きかなあと思っています。
どれほどの、実力があるかわかりませんが、ボチボチやってみたいと思っています。引き続きよろしくお願いします。

投稿: pocky | 2013/08/25 10:37

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