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2013/08/18

時計6

夏休みの工作だ。ハードウェアの最終化をした。
iPodTouchの透明ケースに組み込んだ。ちょっと、サイズは大きめだ。7SEGの表示器を交換できるように、コネクターで接続した。デバッグ用のボードのように一体化したほうが作りは簡単だ。
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このケースは、中に仕切り板があり、これに表示器ユニットを取り付けることにした。パネルとの間がもっと取れると思っていたが、実際にはクリアランスゼロになってしまった。基板背面の配線分のスペースがなくなってしまい、仕切り板をくり抜くことになってしまった。大仕事だ。前に買ったルータが役に立つ。中国製の子供だましのようなものだが、それでも結構役に立つ。ないよりはマシだ。
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CPUの基板。写真には写っていないが半田面にタクトキーSWを付けて、ケースの外側から押下できるようにした。
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何とか、組み上がったところだ。この7SEG LEDは、秋葉原の鈴商で購入したのだが、輝度があまり取れない。秋月の4桁のものは、超高輝度で、1/4duty 5V 330Ωでは、明るすぎる。プログラムでON時間を短くする制御を追加したほどだ。ところが、このLEDは制限抵抗を150Ωにしたのだが、それでも輝度はこのくらいであまりコントラストが取れない。普通のものは、この程度のようだ。2桁の緑のLEDはあまり売っていない。マルツにもなかった。aitendoにあるようなので、これも試してみたい。
ところで、4桁から2桁を2個にしたのは、コロン用のLEDを入れたかったからだ。この2桁用は配線が1桁用と同じで単独で端子が出ているために、ダイナミック点灯で使う場合は、マルチに配線を掛けていく必要がある。この部分の配線に相当の時間を費やした。老眼でよく見えないので、大変な作業である。あぁ~大変!
Dscf0162

ケースに入れて、マイクロUSBで接続したところだ。ここでも、問題が。マイクロUSBコネクター経由で接続すると、電源がおかしい。よく見てみると、コネクターの基板に入っている電流制限用のポリスイッチがトリップしてしまうようだ。電流をオシロで観測するとピークで150mA、平均値で100~120mA食っているため、ポリスイッチが働いたようだ。仕方がないので、これを短絡してうまく動作するようになった。
もう一つの不具合。USB経由でPCに接続すると、認識できないデバイスと表示される。これは、どこかで見たような気がする・・・・。そうだ!、PICの14pin Vusb端子に0.1uFパスコンを付け忘れた時の症状だ。
回路図をちゃんと書いておかないから、こういったミスを繰り返す・・・・・。
Dscf0164

さて、完成した外観をもう一度。
LEDの輝度も足りないが、直射日光下で見るわけでもないし、そもそも夜の暗いところで見るために自発光するデバイスを選んだわけで、部屋の中で見るには丁度良い明るさかも知れない。コマンドで明るさを調節できるようにすれば、もう少し消費電流を抑えることができるかもしれない。
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背面の写真がなかったので、追加した。タクトキーSWの頭がちょうど出るようにスペーサーの高さを調整するのだが、カットアンドトライで非常に苦労した。意外とこのケースは奥行きが無いので、基板間の高さで苦労した。
配線は0.26φのポリウレタン線だ。普通の線を使うと、もりそばの様になってしまう。これだと、何とかごまかせる。汚い配線が・・・・。
Dscf0168

プログラムは、以前から進化していない。そろそろ、ケリを付けたいと思っている。

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