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2011/12/03

50Ω ATT

IFTの自作をしている。真空管の回路に入れて特性を測ろうとしたら、TGのレベルが絞りきれず、うまくない。(-50dBmまでしか絞ることができない)
手持ちのATTは同軸構造の固定ATTがあるだけだ。SMAタイプのもので10dBが1本、3dBが2本。減衰量も足りないし、固定型は扱いにくい。将来は測定系もSMAタイプにしたいのだが、現状ではケーブルや変換アダプターの手持ちが少ない。BNCのスイッチ型を作ることにした。これも以前から計画していたテーマである。

まずはプリント基板のパターン書きである。エッチングは20年以上やっていなかったと思う。本当に久しぶりである。
パターン幅は、2.7mmぐらいにしてある。1.6mm厚のFR4ならばこのくらいで50Ωのストリップラインとなるのだが、ジャンクの基板であるから正確な誘電率がわからない。まあ、適当である。
Dscf0667

荷造り用の透明のテープの上にCADでパターンをプリントアウトした紙を貼り、カッターで切っていく。
これをピンセットで剥がしていく。透明のテープだったので、剥がれているのかが判別しにくくて、色つきのテープの方が分かりやすい。この次やるときの参考に覚えておこう。
Dscf0669

エッチング後の写真である。塩化第二鉄の一級試薬を持っているのでこれをお湯で割って使った。結構高めの温度であったから、かなり早めに溶け始めた。最後にエッチングをしたのはいつであったのであろうか、記憶にない。
ジャンクの基板はCEM3であろうか、繊維が無くて柔らかそうだ。
Dscf0672
裏面は、全面テープで塞ぎ、穴開け後、部品がショートするところをドリルでさらっている。

Dscf0673
背の低いチップ部品から取り付けていく。

Dscf0674
組み立て途中。裏と表は0.4mmの銅線で、何カ所かジャンパーしている。プロなら、スルーホールで仕上げるところだが。もっと、本数を増やした方が、良いかも知れないが、後の写真でわかる通り、そこそこの特性は出た。

Dscf0675
完成した外観である。

Dscf0676


Dscf0688

こんな、雑然としたところで、作業をしている。

回路の定数を記録しておく。1段あたり10dB。合計4段。回路はπ型。
R1=71.15Ω(100と220の並列。68.8Ω)
R2=R3=96.25Ω(100と2.2Kの並列。95.7Ω)

SWは秋月の安いやつである。

パターン図はこちら。「ATT_10dBx4.pdf」をダウンロード

以下、特性です。DC~500Mhzぐらいは、使えそうです。
【0-500MHz 0,10,20,30,40dBの特性】
Dscf0677

Dscf0678

Dscf0679

Dscf0680

Dscf0681

【0-2500MHz 0,10,20,30,40dBの特性】1GHz以上はかなり怪しい。手を触れると、特性も変化する。
Dscf0682

Dscf0683


Dscf0684

Dscf0685

Dscf0686
【ピンボケでした】

Dscf0687
これは、ピンボケ写真と同じ40dBのときである。SWのあたりを手で触ると、特性が変化する。

これで、IFTの自作にもどれる。


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