IFTの自作8
自作したIFTを真空管の回路に組み込んで、特性を測ることにした。50Ω系での測定では、実際とかけ離れているであろうと想像していたからである。
これは、多分40年ぐらい前に買った、シャーシパンチである。簡単に、かつ綺麗に大口径の穴が開けることができる。画期的な工具だ。今でも立派に使うことができる。
バラックで測定するつもりが、2球スーパーラジオを意識した、レイアウトになった。IFTの特性がでたならば、そのままラジオに仕上げたいと考えたからだ。
取りあえず、6BE6、6BA6の回路を組んで、2段ampとして、6BE6のG(7pin)にTGの50Ω(Cカットをして)をつっこんで、検波回路の代わりに、hi-impプローブで受けて、スペアナにつっこんでいる。
測定系はもう少し吟味するとして、取りあえず特性を取ってみた。
取りあえず、ノーマライズしているので、70dB近い利得がとれている。
中心周波数を455KHzに追い込もうとしたが、どうしても周波数があがらない。真空管のCの影響で素の状態で測定した物よりも数十KHz、中心周波数が下がった。補正しようとしたが、トリマーコンデンサーの調整では追い込めなかった。トリマーのCが完全に抜けているのかも知れない。固定C含め、再調整する必要がありそうだ。
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コメント
ネットをうろうろしていて貴殿のブログにたどり着きました。
同じシャーシーパンチを見つけ嬉しくなってメールしてしまいました。
私もハムをやっていますが、ここ2~3年はワッチもしたことがありません。
現在は、木工が趣味です。
投稿: den | 2012/04/26 08:03
denさん
blogをご覧いただき、ありがとうございます。
このシャーシパンチは大枚をはたいて買った記憶があります。
中学生の頃だと思います。偉力は絶大で感激したことを憶えています。
大半の電子部品と工具は、実家が引っ越したときに処分してしまい、あまり残っていません。
ここ数年、電子工作を再開していますが、随分と長いブランクがありました。
その前は、木工に凝っていて、自転車小屋から小物まで何でもやっていました。機械も揃えたのですが、今はサッパリお休み状態です。
良かったらホームページをご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/hondas/
投稿: pocky | 2012/04/26 22:40