2023/09/18

2023 XPO記念コンテスト

久しぶりのコンテストだ。と言っても、KCJをパスしたぐらいなのだが。まあ、忙しい3連休の最後の日。充実した一日になった。この後も予定が詰まっているし・・・・。

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2023_xpo_point

2023_xpo_multi

2023_xpo_rate

2023_xpo_rate_kako

朝8時を過ぎると、スキップと言うか海外?からのバズ音が入るようになり、コンディションはイマイチ。近隣のソーラーのノイズかとも思ったがそうでもないみたい。弱い局も呼んでいただけるのだが、このノイズもあってコピーできず。申し訳ないです。。。。
マルチは、昨年よりも3減。佐賀はいなかったねぇ。沖縄は局がいなかったのかな。昨年が出来すぎかもしれない。

局数は微減だが、ほぼ同じ。こんな悪いコンディションだが、昨年も同じだったのかもしれない。これだけ悪いと、途中放棄したくなる。まあ、みんな同じ条件だから、粘るしかない。

さて、どんな結果になることやら。QSOいただいた皆様、ありがとうございました。

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2023/09/17

ダイポールアンテナ三昧 その2

昨日はQRPクラブの荒川都電貸し切りのイベント。1往復すると2時間もかかる。みんなでワイワイやっているうちに着いた。その後は秋葉原に場所を移して、超ロングラン宴会。5時間もやっていると流石に疲れる。が、楽しい時間はすぐに過ぎる。


8月はFDが終わって、AKCのハムフェアー向けのアンテナの内職に追われて、バタバタしているうちに、ハムフェアー本番。2日間にわたって飲んでいたような気がする。ああ、楽しかったねぇ~。KCJもハムフェアーと被ったので今回はパス。そうこうしているうちに、8月も終わり、9月も半ばを過ぎた。重い重い腰をあげて、ついにこれの調整をすることにした。

20,15,10mの3バンドのダイポールだ。以前、これは失敗している。互いのエレメントが干渉して思い通りに共振点が得られなかった。それで、トラップ式のダイポールを試した。これはこれで上手くいったのだが、やはり短縮しているのでバンド幅が取れない。CWだけなら問題はないだろう。もう一つ、かなり短縮が効いているので効率の低下も気になるところだ。

と言うことで、フルサイズのダイポールを試した。以前の失敗の原因はエレメント間隔にあるとふんだ。外観は良くないが、今回は十分に間隔を取って見た。心配だったのでシミュレーションしてみるのだが、これも中々上手くいかない。実際とは若干異なるが、このような形状でデータを入力するとシミュレーションできることがわかった。また、実際は逆V形状だがこの入力もややっこしいので諦めた(笑)。まあ、ここまでできれば上手くいくだろう。

3band_dipole

3band_dipole_data

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製作の方は随分前にできていたのだが、この猛暑。野外での調整が億劫になり、今日まで来てしまった。意を決して、調整に臨む。河原にでも行こうかと思ったが、この暑さじゃねえ。ちょっと場所が狭いのだか、庭に踏み板を置いてポールを立てて調整することにした。これでも、汗だくだ。nanoVNAを使って調整をする。今回は3バンドとも綺麗に共振点が出ている。あとは、長さを刻んで調整するだけだ。30分ほどで追い込むことができた。

最後に、IC-705を繋いでSWRを測って見た。こんな感じ。何とか使えそうだ。

14.0 1.0
14.1 1.0
14.2 1.3
14.3 1.5

21.0 1.3
21.1 1.3
21.2 1.3
21.3 1.3
21.4 1.3

28.0 1.5
28.2 1.1
28.4 1.2
28.6 1.7

ー・・・ー
【追記・備忘録】

セパレータの材料を記す。
光モール製の ホワイトカブセ2.7
これは1.8mの長さなので、60cmのセパレーターを3本とることができる。

下は、トンネル支柱 FRP支柱 グラスファイバーポール。給電部に近い1本のみ、これを切って添えている。これで、機械強度がアップする。切断は金鋸で可能だが、ガラス繊維が飛び散って、手に刺さってチクチクするので要注意。手袋をはめて加工するとよい。また、切断面はエポキシ接着剤で固めている。
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2023/08/07

2023 フィールドデーコンテスト

今年もゲストオペのマルチオペ部門で参加した。昨年は50Mを担当したが、今年は144Mを担当した。このバンドは、どちらかと言うと苦手なバンドだが、少しは鍛錬?しようと思い担当させていただいた。あとは、430MのCWが手薄と言うことで、こちらのCWも担当した。

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144Mの設備はこんな感じ。木の枝が邪魔して高く上げられない。まあ、この地は標高もあるし、こんな物で我慢するか。


右が10エレのスタック。左のポールがX7000。コリニアのGPだ。結果から言うと、このGPがいい。04のKPIも開始早々に呼んできてくれて出来た。また、03もSSBでできた。30はかなり強力に入感していた。

悔しいが、八木よりも良かった。慣れない場所なので、入感ルートの把握が出来ていないのと、横スタックビームがシャープすぎる。方向をきちんと合わせないと効果を発揮しない。これをコンテストの最中にやるのは難しい。となると、そこそこゲインのあるGPに歩があるのだろう。ハイバンドと比べるとマルチパスによる影響も小さいはずだ。やはり運用地によって最適なアンテナがあると、つくづく感心した。それにしてもX7000は長い。HFのアンテナか釣り竿みたいだから持て余す。地上高を稼いで上げて風に吹かれたら怖いなぁ。

中央は6Dから投入した2400Mのセットだ。今回のマルチオペではこのセットは使用しないが、6Dのリベンジで何とかQSOできないものかと持ち込んだものだ。さらに、その後作成したループ八木で試して見たい。このアンテナを、マルチオペの予備のマキ製のループ八木と比較するとエレメント間隔が同じみたいだった。ループの帯材はパイプをカットしたようで、幅は10mmよりも狭い。どうもこのアンテナのオリジナルはマキ電機の物のようだ。

コンテスト前に聞いても何も聞こえない。始まってからも担当バンドの合間に聞くがやはり聞こえない。諦めていたのだが、日曜のになると運よく聞こえた。その中でETPを呼ぶと応答があった。おー、ちゃんと飛ぶじゃん!。しかし、こちらの信号がわかりづらいのかNRを何回も送ってくる。マルチオペのメンバーは個人では参加できないようで、RS交換だけね、とやっと理解してもらって交信成立。良かった良かったw。

都合、3局と交信できた。やはりアンテナの方向合わせが難しく、必ずしもその局の方向ではない。かなり反射で来る感じだ。やはりバンド特有の伝搬らしい。このあたりは経験を積むしかないね。またやることが増えたw。

ー・・・ー

さて、帰りも遅くなったので、いつもの台湾ラーメンを食す。うまいね~。長いようでもあった今年のFD。天候にも恵まれて、ほぼ雨なし、風なし。気温も高地だから夜はちょっと寒いくらい。マルチ参加だから、開始直前までもバタバタ騒ぎで話題には事欠かない。

終わってしまえば、ちょっと寂しい気もするし体のけだるさも余韻として残る。夏の一大イベントが終わってしまった。次はハムフェアーだね。暑い夏が続きます。

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ー・・・ー

ちょっとだけ、ネタばらし。参加メンバーは、

JJ2JQF,JJ1JQJ,JK2XXK,JR9FFO,JQ1BVI,JP1QGO,
JJ8DAN,JP1JFG,JK1SCJ,JK1LSE(順不同)

昨年参加された方の中には本業の都合で、泣く泣く参加できなかった方もいる。
今回は超ベテランのコンテスターの方にも参加いただいた。そして何といっても目玉は、ピカピカの真新しいピンクリニアの投入。本人はまだ開局して数ヵ月しかたっていない。この効果は絶大で、いつもと違う客層の開拓につながった。ハイバンドを中心に、50MやHFでもちょっとだけ投入。上手く捌くから、今後がさらに楽しみですわ。

 

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2023/07/16

2400MHz ループアンテナ

懸案の2400MHz帯のアンテナを作った。6Dでは念願の2.4Gにエントリーは出来たものの、結果は超々?ローカルの1局のみしか交信できなかった。短時間に何局も聞こえたのにこちらからは飛ばない。このバンドはWi-Fiなど強力な電波が飛び交う2次利用バンド。都心部では混信も多いのだろう。こちらから、強力な電波を送り込むしかない。コリニアアレーアンテナも作ったのだが、いまいちマッチングが取れない。コンテストには時間切れで間に合わず。と言うことで、懸案?のゲインのあるアンテナ作成になった訳だ。

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外観のベスト?ショット。1.2Gに比べるとループが小さい(当たり前だが・・)。1m弱のブームでもこんなにエレメントが並ぶ。ちゃんと動作すればビーム幅が狭いはずだ。ゲインが期待できるが、使っていないので何とも言えない。実践投入で試して見たい。

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最終形の給電部の様子。ラジエターは3mm径の銅線。プリント板のセパレーターで保持している。ショートスタブは適当だが、幅4.5、長さ6.0mmぐらい。無いよりこれがあった方がマッチングは取りやすい。綺麗なものに取り換えようと思ったが、面倒くさくなって調整したときのまま💦

最後、共振点が低くてラジエター長を短くしてみたものの、どうしても上がらないので禁断の一手、前後のエレメント位置をいじった。結局、反射器Rfを5mm後ろへ下げた。パターンにも影響があるはずだが仕方がない。1.2Gの時はこの反射器の径を小さくしてマッチングを取った経緯がある。今回はこの手法では上手くいかなかった。

本当はマッチングよりもパターンを見ながら調整しなければいけないのだが、測定も簡単ではないし、そこそこ使えるのではないかと言うことで簡易?な手法で妥協している。

給電ケーブルは、RG-142のテフロンケーブルを70cm。少し長いが、これでトランスバータに直結できるので接続のロスはない。このくらいで実用になると思う(信じたい)。

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ラボ?での測定の様子。相変わらず、雑然としているなぁ・・・・・

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追い込んだ、リターンロス。25dB取れているので十分だ。狙う周波数は2427MHz。

各エレメントの寸法を残しておく。ブームは12x12角のアルミ。手持ちの物が90cmだったので、並ぶだけエレメントを置いた。22eleと言うことになるのだろうか。ラジエター以外のエレメントは1mm厚のアルミ板を10mm幅に切断して使用。

実は最初は1.2GのYAGIと同じく4mm径の園芸用のアルミ線でやったのだが、接続部分を重ねて止めるだけ、でやって見た。何とかマッチングは取れそうだったが、ループ径の精度があまりにも悪いので所定の特性を出せる自信がなくなった。1.2Gの八木(ループではない)をやった時は、エレメントの長さが0.1mm単位で追い込んだ。かなりシビア。それに比べるとループ八木はブロードで作りやすい気がする。

気を取り直して、アルミ板を1cm幅でシコシコ切断した。1.2Gの時もこれをやろうと思ったのだが、周波数が低いので長いエレメントが必要になる。これを手加工で帯材にするのは無理と諦めた。2.4Gだと15cm未満なのでこれなら手でも切れる。結構手が痛くなったが何とか20本余り作ることができた。シャーリングがあればバサバサ切ることができるのだが、悲しいかなカッターで傷を入れて一枚づつ折ってく作業・・・・。

このループ八木のオリジナルデータは、JH3RKBさんのサイト。出典は書いていないがマキのアンテナなのか?

http://jh3rkb.html.xdomain.jp/kikikousei/2400loop/2400loop.htm

オリジナルと異なる部分を赤で付記した。

2400_loopyagi_data

ー・・・ー

さて、何とかマッチングを取ったものの、ビームアンテナとして機能しているだろうか。普段は相手がいないので、実戦で試すしかない。コンテストになるとあんなにたくさん聞こえる不思議なバンドだ。

上手くできていることを期待したい(神頼み?)。

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2023/07/15

2023 UECコンテスト

このところ、毎年恒例なので参加した。午前中は暑い中、庭の草むしり、掃除、洗濯、そして車掃除(自分のじゃない)。汗だくで、グロッキー。毎年こんな感じで、いつもと変わらないよな気もするが、コンテスト参加にはかなりハード。。。

今回の目玉は、ロギングソフトをzlogにして見た。訳あってこのソフトになれる必要がある。元々、旧zlogは使っていた。たしか、CTの次にzlogを使ったのだが、PCが64bitになって動かなくなったので、仕方がなくCtestwinに乗り換えた。なので、勘所はあるのだが、令和版zlogは進化していて、随分違うようにも思う。

リグコン、CWキーイング、telnet(今回は使えないのだが)、SPCなど最低限の設定をして臨む。Runは2キーを使って行う。Ctestwinの様に状態を持たないので、こちらの方がわかりやすい。ただ、キーアサインに慣れていないので、毎回キーを確認する必要がある。この辺りは、慣れが必要だ。もう一つは、パーシャルチェック。コールを入力しただけではダメなのかなぁ、イマイチわからない。不便なところもわかったので、もう一度マニュアルを読み返してみよう。きっと、使い方があるはずだ。まあ、何とか使えるかな。

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ー・・・ー

結果は、

2023_uec_point

2023_uec_rate

マルチ表示がコンパクトに表示できないのか、うまくキャプチャーできない。

主な取りこぼしは、

17

33

38

41

8エリは、2マルチのみ

ー・・・ー

得点は昨年よりも若干増えたものの、ほぼ同じ。昨年の上位局やいつもは参加しないエフさんも参加。エフさんには、ほんの少し及ばず。これじゃあ、入賞も厳しいね。結果は仕方がないけど、この所エフさんには、負けっぱなし。まあ、これを励みに老体に鞭打ちますかね、動けるうちは。。。

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2023/07/03

2023 6m&Down コンテスト

今回は初物尽くしの6Dになった。毎年X50で参加していたが、この場所と設備では限界を感じたのと、(ちょっとだけ)いやなこともあったので、シングルバンドはやめて、マルチバンドにチャレンジしてみた。課題山積でやることも沢山わかったが、体力的にはキツイ。今後も続くかは、気分次第かな。

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晴れ間の見えることが少なくて、晴れの写真も少ない中のワンショット。(確か、日曜日の昼頃は晴れて日差しも強かった様に思うが、一応ムセンを一生懸命にやっていたので、写真はないw)

ごちゃごちゃ感満載のアンテナ群。

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1200のアンテナ。安定の縦スタック。パターンや特性も測ったことはないが、実績?としてよく使い勝手がわかっているので安心できる。毎度ループエレメントが曲がっているのを手で整えて設置。上部のコリニアアレーアンテナとを根元の同軸リレーで切替て使う。たまに、ビーム方向以外でコリニアアレーアンテナの方が聞こえることもあるが、概ね都心から富士山方向に固定したビームで事足りる。毎度地獄耳のRCPと今回はゼロエリアのBBYともできた。アンテナはこの方向で固定だ。モータは事前にアンテナの位置合わせ時に使うくらい。けれど、この調整で確認ができることで、安心して使うことができるメリットは大きい。今回はさらに印西市のIRKさんとも事前に確認することができたので、設備点検はOK!。
定番の雨がっぱ、PockeTatorもこれで防水は完璧だ。同軸リレーもビニール袋の中へ。固定局では使えないであろう移動局のワザ?だ。

1688340503933

左は今回初投入の2400のトランスバータとそのアンテナ。ここでは、いい加減なコリニアアレーアンテナに取り換えた物が写っている。

 

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こちらはトランスバータのアップの写真。この時は1/4λのGPアンテナ。製作が間に合わなくて、まともにできたのはこれだけ。これじゃあゲインは無いしなぁ。前夜祭の各局との啼き合わせで受信も送信もどちらも確認できなかった。じゃあと言うことで、怪しいコリニアアレーアンテナに代えて挑戦するのだが・・・・。

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結果はと言うとこんな感じ。

2023_6d_point

一応、事前の目標を立ててみた。

2023_6d_plan

どど~んとでっかく、10万点。これを見ると100マルチの困難さがよくわかる。50Mではほぼ本州を制覇し、144Mにおいては、関西から東北を制覇しないとこの数字にならない。また、今回投入した2400で10局10マルチを見込む。
うーむ、これは至難の業。Esの幸運と相手局の移動運用に賭けるしかない。こんなのを達成する皆さんって、凄すぎるw。

まあ、結果はその半分。やっと5万点越えか。やはりXAは一筋縄ではいかないね。

2023_6d_rate

どうですか!、どの時間も運用しているでしょ。

スタート開始後30分の落ち込みは50Mがひと段落したところで、2400を聞いて見ると結構聞こえるw。これならできるかもと、片っ端から呼ぶけどどれもダメ。ZLOがピークでは一番強かった。受信の周波数が合っていることは確認できた。これは収穫。

しかし、サクサクできないと、もろレートに響くなぁ。20局はロスったみたい。

2023_6d_rate_kako

昨年のX50との比較。出だしって、あんまり変わらないね。まあ、50Mだからそうかな。周波数取りしても結局は差がないかも。しかし、50Mは強力な局が多くて被りが凄い。もう少し高級な無線機にすると少しはマシになるだろうか。でかいのは嫌だしなぁ。

 

2023_6d_50multi

50Mの101は夜中にかすかに開けた。こちらの信号はよく聞こえるようだが、NRがイマイチ自信がない。しつこく何回も聞き返してしまった。大変SRI!。

その後も午前中に北海道は開けたようだが、こちらでは信号が確認できず。レートも落としたくないので、気もそぞろ。この当たりのXAの場なれが無いので深追いしたほうが良いのか迷うところ。

昼前の九州はまあまあ出来たので。深追いせず。SSBで最初に沖縄から呼ばれたので気がつく。沖縄本島とのこと。石垣辺りは開けていない?模様と判断。その後段々九州本島が開き始める。46が出ていたがパイルで勝てない。JHUは上手くさらっている。流石!。その後、フェードアウトしてダメ。結局その後のオープンで出来たから、ヨシとしよう。43のGCEは強力だからパイルも厚い。松岡さんなら高速CWもOKなので目いっぱい上げて周波数をずらして何とかゲット。VSE(できなかったけど)といい、DXのコンテスターはパイルをバッタバッタとなぎ倒すので何とか順番が回ってくるのでありがたい。それに比べて、国内Es専門の方は、QTHに始まりお名前は・・・・、きついw。(今回は最初から追っかけなかったけど)
取り合えず、九州は半分ぐらい埋まったのでCWでRunしてみた。これに上手く引っかかって、最後は宮崎を残すのみ。ここでも迷ったが深追いせず、バンドを切り替えた。

終了間際に28と。いつもは何局かとできるが今回はダメ。天候のせいかな。また、この局には何度もNRを聞き直した。被りのせいだ。貴重なマルチなので、念を入れて何度も聞き返した。大変お手数をお掛けしました。TNX!

2023_6d_144multi

144Mは頼みの相手移動局がいない、西も北も天候が悪かったようで、他力本願は通用しない。20、21辺りは欲しいところ。場所がら、08、05、06はキツイね。やっぱり、20マルチ越えはこの場所では無理!。富士山とか渋峠、2000m級の山でないとそう簡単には出来そうもない。
今回の富山は初めて出来た。これは収穫だ。

2023_6d_430multi

430Mも伸びしろは少ない。08は山影だしなぁ。

2023_6d_1200multi

17って、いたのかなぁ。もっと探さないとダメか?。そもそも、局数が出来ていないのが敗因。時間割が難しい。どなたか、マルチの先輩方に聞いて見るか。

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さて、今回のトピック。【初物特集】

①寝ないでずうーっと、18時間もコンテストをやっていた。
②XA部門への参加。
③2400Mを投入。
④SO2R切替器の投入。
⑤外部ディスプレーの導入。

まず、①について。
寝ないでコンテストを続ける若い人?を見ると羨ましく思う。昔からコンテストをやっているおじいさん?は慣れているのか平気でやられている(失礼!)。自分はというと、50年ほど昔に最初に参加したときから、寝ずにコンテストをやったことがない。学生のころは、1、2年のころはいっぱいオペがいたから無線機に張り付いている必要もないから、当然寝る。3、4年になるとOBとかが来て、オペ室の一角が宴会場になるし最後は一升瓶をまたぐらにに抱え込んで寝落ちしていた。こんな状況だから寝ないでコンテストをやる習慣?が備わっていない。
さらに、この歳で移動運用をすると片付けや車の運転があるので躊躇してしまう。まして、その辺でぶっ倒れる危険さえある。

今回はというと、仮眠しようと思っていたのだが、そのタイミングを逸してしまっただけの話。マルチバンドだしそこそこボチボチできる。夜中に1200MだったかでZLOと繋がったので2400のスケジュールを申し込んだ。開始直後に一番強く聞こえていたからだ。今は運用していないとのことだったが、わざわざ指定の周波数に出てきてくれた。しかし、前回同様相手は良く聞こえるが、こちらからは飛ばない。相手の空振りのCQが続く。申し訳ないZLOの皆さん、SRI!。

そんなことをやっていたら、NZOが出てきて、難なく交信が成立。やったー。どうも、すぐお近くのよう。コンテストナンバーの行政区も同じ。そう言えば、50Mの被りも半端なかったような気がする。どこだろうか、すぐお近くからの運用見たい。

取り合えず、これでトランスバーターの送受信の周波数が合っていることは確認できた。何より1q出来たことは大きい。アンテナさえしっかりすれば目標の10qぐらいは出来そうな気がしてきた。こいつは楽しみだぞ。

②はシングルバンドの限界を感じて、逃げました💦

③はやっと送受が出来るようになったところ。705のバンドスコープは大変に具合がいい。みんな周波数がずれているので合わせて交信すればよい。どこかに出てきてもすぐにわかる。

④は先日重い腰を上げて詰め込んだスパゲッティ。これなら配線の数も少ないし移動地で使うことも可能だ。スピーカーの切替も具合いいし、論理的動作も問題ない。課題はLEDの輝度が明るすぎたこと。昼間、日光の下でも識別できるようにと思ったがよく考えると暑いから日陰にするし、夜間はさらに明るすぎた。ビニールテープを上に貼ってちょうどいい。直さないとダメ。

あとは、Runすると50Mの電波で9700のUSBポートが死ぬときがある。USBアイソレータと大きめのコアが巻いてあるがたまにダメになる。

SO2Rのオペの方は、比較的すいている夜にやって見たが、交互にCQを出すがこれが本当に効率的なのだろうか。聞いている人は間延びして聞こえる。Runならば、きこりさんの様に爆走CWにするのかなぁ。多分、CQを出しておいて、もう一方で受信するといった技を使うのが良いのかもしれない。さて、どうするかは使い込んでみないとわからないw。

⑤は下の写真。ALLJAの時、マルチで参加したが、PCの画面が狭くて苦労した。画面を重ねているため、タイプミスもあった。以前はかなり高価だったが、最近、Amazonを見るとかなり値段もこなれてきた。スタンドを作ったり、12Vからの外部電源を作ったりとやることは事欠かない。意外と電気を食う。12Vで0.8A弱。USBの5Vから取るのはかなり苦しそう。増々、電鍵事情は苦しくなる。これもあって、下の配線の盛りそば状態につながる。

 

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これはセッチング時。

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こちらは、終了直後。段々雑然としてきた。

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コンテストの裏側。

外部モニター、SO2Rのセット、2400M関連、モーター関連と電源が必要なものが増殖している。配線もタコ足だし。何とか整理をしたいところ。各部にフューズを入れているが間違えば発火して危険。自分でも怖い?w。

ー・・・-

初物尽くしで課題も多いが、まあ、楽しかったかから、いいか、って感じ。結果は目標には大きく及ばなかったし、課題も山積。でも、またやることが見つかったし、続けるならば楽しそう。

今回は天気が悪かった割には風はなかったし、何より強力は日差しも無くて助かったといえよう。ただ、設営に時間がかかるのと、体力を使い果たし、寝ていない状態の撤収作業には参った。4時間もの時間を要した。でも、意外と眠くはなかった。車の運転も大丈夫。意外とイケるかも。

無性に腹が減ったので、塩分たっぷりのジャンクフォードで養分を補給して、おしまい!

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【追記】

内訳はこう言うことらしい。

[RAWスコア情報]
:0 JK1LSE
:1 XA
::Band QSO PTS MUL -> BAND SCORE CW PH
::50 408 402 30 -> 12060 260 148
::144 158 155 13 -> 2015 96 62
::430 237 234 11 -> 2574 66 171
::1200 83 83 9 -> 747 52 31
::2400 1 2 1 -> 2 0 1
::TOT 887 876 64 -> 56064 474 413

 

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2023/06/04

ダイポールアンテナ三昧

今頃なんだけど。ALLJAの宿題と言うか、HF帯のアンテナの見直しをやっていた。

①3.5/7MHzデュアルバンドダイポール

これまでは、3.5/7/14の3バンドを1本の同軸で給電していた。2倍の周波数関係なので、上手くいくと思っていたのだが、エレメント間が干渉する。エレメントとの間隔が狭いせいもあるのかもしれない。特に14は別方向に引っ張らないとマッチングがとりづらい。

もう1点は、3.5のエレメント材がモジュラーケーブル(4芯)を使っているので重いし受風面積も大きい。(300m巻きを300円で手に入れた)これを、グラスのロッドで上げるとステーを取るも、しなってしまう。エレメントも多くて、上げるのに時間がかかってしまう。この辺りを解決するために、シンプルにデュアルバンドにして、得意?の0.9mmの園芸用の銅線を使うことにした。この銅線は安価なので色々なアンテナに使っているのだが、最近は値段が上がってひところの倍近くする。まあ、みんな上がっているから仕方がないね。

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アンテナの調整風景。近所の江戸川の土手まで出かけた。昨日までの嵐は落ち着いて、日差しも結構あった。また日に焼けてしまったw。

写真はハイバンドのアンテナを調整しているところ。このアンテナの調整風景の写真は撮り忘れました。。

このデュアルバンダーは素直で調整しやすいい。吸い込みもいい感じだ。これならば、移動でも簡単に上げられる(ことを期待したい)。

 

②14/21/28MHzマルチバンドダイポール

14をどうするか、悩んだあげく21Mのトラップを追加してトライバンダーとした。21M用でも短縮しているので、増して14Mとなると短縮率も大きくなる。果たして、使い物になるだろうか。最悪、14Mだけ単独のダイポールにする手もあるので、取り合えず作ってみた。実用になるかは使って見ないとわからない。

1685862971589

これまで使っていたものに、右の21M用のトラップを作って追加した。やはり帯域も狭い。CWだけならば問題はなさそう。果たして、これだけ短縮しているアンテナが使い物になるだろうか。

ー・・・-

備忘録として、寸法とSWRの実測値を残しておく。

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ー・・・-

調整に要した時間はこの2本で3時間余り。日も差してくるので日焼けもした。エレメントの長さを調整するために、あちらに行ったり、こちらに来たりとかなりの運動量。アンテナの調整が出来たら運用でもするかと思ったが、そんな元気もなくスゴスゴと返ってきた。

nanoVNAが無ければ調整にはこの何倍もかかったであろう。VNAを使いこなすには至っていないが、外へでも持ち出すことができるVNAはありがたいし、何倍にも使い道があると思う。

とにかく、完成して、ヨカッタ、ヨカッタ。

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2023/05/27

スパゲティー in a box

スパゲティーを無理やり箱の中に押し込んだ。このネタはもうずいぶん前からやっているのだが決め手がない。田舎の旅館の様に改築、改築を繰り返しているので、使い勝手が良くない。

SO2Rの方は、人間が対応していないことに、随分前に気がついている。少しでも、効率よくできないかと足掻いている結果だ。回路的には今までやってきたものと大差ないのだが、接続が複雑すぎて気が滅入ってしまうので、これを一つの箱の中に押し込んだ。これにより、外部との接続を限りなく減らそうという試みだ。スピーカーの切替制御とキーヤーの切替を入れた。これ以外にはマイク関連の切替があるのだが、レベルが低くてトラブルのもとになるので、今まで使っているPCからの音源と2マイクのヘッドセット(2本マイクを縛り付けてあるだけ)で凌ぐことにした。ちょっと、配線が雑然とするのだが、まあ我慢。

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この取り組みは、随分と古い。もう5年以上やっているように思う。この間、2PC版のフットスイッチ2個版をやったりしていて、2波同時送信禁止回路をやったりもしていたのだが、そもそも人間の方がSO2Rについていけないので、断念。2PCは場所をとるので、仕方がなく1PCに。とりあえずCtestwinのインタフェースに対応した。これは、キーボードでCtrl+Tでリグを切り替える。うー、どうもピンとこないが仕方がない2FootSWに対応してくれるといいように思うのだがどうだろうか。

取り合えず、スピーカーとキーの切替だからこれでやってみよう。

このケースも随分以前に買い込んだのだが、ケース加工に行くまでに挫折していた。今回は意を決して、箱に入れることが出来たぞ!。これだけでも大きな進歩だ。改造を含め、ここから進化させるつもりだ。従って、これは最終系ではなくこれからということで。

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1685196664511

 

どうも、私の理解が違っているのか、CtestwinのSO2Rのモード2がおかしい気がする。これじゃあ、出来ないように思うのは私だけだろうか。もう少し、様子を見てみよう。
【追記】私の理解違い。DTR信号はHeadphone切替信号で、Rig選択を表示しない。

【追記】Ctestwinの次期バージョンでRigを選択する信号が出せるという。早速、テストしてみた。TXD信号がそれになる。(この時はMIX信号とのバーターだ)
これで、想定通りの動作になったぞ!(堀内さん、TNX)

ところで、このTXDに信号を出すのだが、CH340モドキ、では上手くいかない。どうも、手元にあるのは中華製のパチ物のようだ。ブレーク信号が出せないのかなぁ。結局、手元にあった、CP2102のモジュールに交換して信号が出せるようになる。ところが、この信号レベルが3.3v。どうすれば5Vに切り替えられるかがわからない。強引にFETによるレベル変換を付けた。これまた、負荷がFET(電圧)とBJT(電流)。うー、負荷が重くてレベルが取れない。FETがONしないのだ。こんな、いい加減なインタフェースを作るから苦労する。みっともないが、負荷抵抗を1Kオームにして逃げる。いっそうのこと、きれいに作り直したいところだ。とりあえず、これで期待する動作はするようになったw。

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下がCP2102のUSBシリアルのモジュール

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【2023/6/21更新】

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過去のスパゲティー。外部の接続が日本風に言えば盛りそば、外部配線の山で、これを箱の中に入れたことが今回の意義のあるところ?、と勝手に思っている。

今日はWPXのCWの日。それに目もくれず半田ごてを握っていた。さてどうなることやら、実践に投入してみないとよくわからんw。

【追記】======================

Frisk Keyerの出力でキー回路と電源のアースが共用になっているのが気になる。根元では同じアースだがループができるのを嫌う。フォトカップラーで分離しておいた。気休めかもしれないが。回路図の方を更新しておく。(備忘録)

【追記】======================

どうも、ヘッドフォン切替機能がおかしい。送信時に送信側のレベルを低減する機能があるのだが、動作していないようだ。回路図のミスがあり、すぐに治ると思ったが甘かった。送信中のみにする制御が抜けていた。P-CH MOSのスイッチを追加するもリレーの巻き線から漏れるから上手く動作しない。仕方がなくダイオードを追加して何とか思い通りの動作をするようになったと思ふ。。。

何とも下手くそな回路になってしまった。ちゃんと、机上で検討しないからこんなことになってしまう。

あと、5V系をUSBから取るのではなく、12V系から取ろうと思った。この方が回り込みに強いのではないかと思ったのだが、USBがオフ(PCの電源がオフ)の時に、両RigのPTTがオンになってしまう。これは、イケてないので元に直してしまった。

【2023/6/21追記】======================
毎日のように、いじっている。FT-991側のヘッドフォンには、ハム音が混じる。IC-9700の方は無いのだが、991はアースの取り回しが悪いのか、単体で使用しても受信音にハムや異音?が混入することがある。大したレベルではないが気になると言えば気になる。ヘッドフォン系をトランスでアイソレーションを取れば改善するだろうと思っていたものの、全部の箇所に入れると4個も必要になってしまう。なので、躊躇していた。
今日、はたと閃いたのは全部にトランスを挿入するのではなく、991だけに入れても、アース分離の目的は達成できるわけだから、効果があるのではないかと思いついた。
さて、そのトランスをどうするか。8オーム対8オーム?そんなトランスはないし・・・。でもよく考えるとヘッドフォン回路はレベルを合わせる意味もあって、スピーカーを鳴らすような低インピーダンスではなく、100オーム程度の抵抗を介してドライブしている。トランスも100オーム程度の1対1の物でも何とかなるに違いない。ジャンク箱を漁って、2K対600オームのトランスがあった。こいつはパーマロイコアの優れもの。600オーム側は2巻線のバイファイラー巻きだ。こいつを別々に使えば、150対150オームのトランスになる。重ね巻きだから耐圧はないが、まあ、何とか使えるだろう。

実際使って見ると、ハムなどの異音はなくなる。アース分離は効果がある。レベルが若干落ちるが無線機のボリウムを上げれば補える。これで様子を見よう。(黄色が追加したトランス)

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回路図を差し替えておいた。

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2023/05/17

アンテナ切替器 for FT-991

事の起こりは、ALLJAコンテスト。今回、初めてマルチバンドにエントリーした。このとき、160mのアンテナが調子悪くなり調整すると、バンド切り替えを間違えて測っていたり、コンテスト中も6mで出るときに15mのアンテナにしたり、この逆をやったりと、手動のスイッチでは限界を感じていた。思い立ったらと、Rigのバンド切り替えに連動して、切り替わるアンテナスイッチを作ることにした。

もう一つの理由は、160mのエレメントと80mのアンテナのエレメントが平行になると干渉することも経験した。効果があるかどうかわからないが、今回の切替器は同軸の外皮側も切り離すようにした。スイッチの周波数特性的には不利だとは思うが、6mまでを切り替えられれば良いのでなんとかなるだろう。今回はこんなことから、組み立てを始めた。

 

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最終形まで考えないうちに始めるので、スッキリとはまとまらない。最後は100均のタッパーに入れることにした。

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左の赤いLEDは各バンドが選択されたときに点灯する。160mから6mのWARCバンドを含む10バンド分デコードする。WARCバンドは使うことはないと思うのでおまけ。7バンドと6ポートが全部、任意に選択することができる。例えば、20,15,10mのマルチバンドをポート1に選択したい場合は、その分、ショートピンを挿せばいい。こんな使い方はないが、1つのバンドを2つのポートに割り当てることもできる。

スイッチ部と制御部の間にはシールド板を入れた。誤動作防止を期待しているが効果の程は??。

 

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写真ではわかりにくいが、同軸の外皮側も切っている。リレーを銅テープで覆っているのはシールドというよりも信号ラインのストリップライン化を意識している。今回は同軸の芯線側が空中で配線しているが、これをプリント基板のストリップラインを形成すると特性が改善される。十文字先生のアイディアだ。1200MHzでも使えるとしているが、ロスが増えるので実用範囲は430MHzまで。これならば十分使える。150円のリレーでここまでできると嬉しい。今回のリレーでは100W程度は使用可能だ。KWととなると周波数等性の良いリレーは難しい。

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バンドでコード部は大したことはないが、バンドとポートの紐づけを切り替えるショートピンの部分の配線が大変だ。マイコン式とも思ったが、このポートの紐づけUIの良いアイディアがない。これがうまくできれば配線の方は簡略化される。量産するならばこの方がいいと思う。

部品はチップ部品を多用している。細かい作業だがこの方が配線は楽だ。

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これが回路図。最近は面倒くさいので手書きばっかり。以前はちゃんとCADで書いていたのだが・・・・。

コメントするならば、電波の回り込みを想定して、リレー部はフォトカプラーで分離できるようにして外部からの12Vで駆動できるようにしている。プラス側がけではなく、グランド側を分離するのが肝だ。回路のグランドはRig本体のグランドなので、ここに電流が流れると誤動作の元となる。USBインタフェースもこのあたりが弱いのでUSBドライバーがリセットしたり、PCが固まったりと悪さをする。

今回の回路では分離することもできるようにしたが、Rigの電源でも動かせることができる様にスイッチを設けて切り替え可能とした。このあたりは実践で確認する必要がある。

あとは、おまじないの470pF。トランジスターのBE間のはよく効く。これより大きくする必要もないし、大きすぎると弊害もありそう。デジトラにすればスッキリするが、この部分にコンデンサーを挿入することができないので、敢えてバラで組んだ。あとはC-MOSのゲートにも入れてある。こちらはおまじない。

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特性を取ってみた。

ロスは6mで-0.12dB程度。リターンロスは-34dB程度(VSWRで1.03)。アイソレーションは-40dB程度取れているので十分の特性だ。

2mではロスが-1.3dB程度と大きくなる。リターンロスは-20dB(VSWRで1.2)ぐらいは取れているので使えないことはない。アイソレーションも-20dBぐらいはあるのだが80~90MHz付近に共振点があり、極端に劣化する。まあ、6mぐらいまでで使うのが良い。Rigの方も6mまでだから全く問題はない。

今回は別の用途で購入した、nanoVNA-H4で特性を取ってみた。画面は大きくて良い。画像のキャプチャーもPCの制御ソフトの画面で取ってみた。

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Ant_sw_for_ft991

Gain_1

Returnloss_1

Isolation_1

1から6までの全ポートを測定したが、各ポート間の差は僅少であり、ほぼ差はない。配置を完全に対称形にしたのでこのあたりは安心できる。

ー・・・ー

さて、この切替器の次の投入はACAGか?。随分先のことだね。でも気になったときにやらないといつまでもできないので、製作して良かったと思っている。一応、これでケリが付いたw

 

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2023/05/03

2023 東京コンテスト

嵐の中のALLJAで力を使い果たしてしまった。このコンテストは諦めて大人しくしているつもりだった。ところが、ALLJAから帰って2日もすると、やっぱり参加できるんじゃない、と悪魔?の囁き。一旦全部おろした荷物を再度積み込むことに。泊まりではなく、早朝に出かけることにした。ALLJAとは打って変わって、天気がいい。

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無風で快晴だ。簡単に八木を上げる。15/10mはいつものトラップ入りダイポール。空が抜けるように青い。

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結果の方は、

2023_tk_point

2023_tk_rate

2023_tk_rate_kako

出だしは呼ばれないねぇ。仕方がないが我慢する。去年のほうが良かったですね。お昼ごろになると、先日のALLJAの疲れだろうか、ドッーと出て眠くなる。何度寝落ちしたことか。やっぱり、無理があったようだ。

昨年に全然及ばなくて、戦意喪失。しかし、何とか型を整えないと。分・1qは確保するようにしよう。最後の1時間は泥臭く拾っていく。何とか360qは超えた。HFハイバンドが好調でマルチは増えた。ダイポールだがコンディション、様々だ。

昨年よりスコアを落としてしまったが、皆さんどうだったのだろうか。

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ああ、楽しめました。妨害や色々ありましたが、そんなことを気にしても仕方がない。遊びなんだから、みんなで楽しめばいいと思うのですが。

今回もお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

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【備忘録】

2023_tk_15multi

2023_tk_10multi

2023_tk_6multi

2023_tk_2multi

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