2024/11/04

2024 QRPコンテスト

今年も参加することが出来ました。我が?クラブ主催なので、盛り上げる気持ちもあって皆勤賞で参加している。こだわりがあって、毎度自作機部門。ただ自作でまともに動くTRXはこれしかない。なので、毎度7M部門。しかも、このTRXはCWしかできないのでSSBは無し。SSBの参加者はるのかなぁ。メーカー製部門の方が局数が多いから少しはいるんだろうね。

1730679813341

毎度同じ。下は優れもののAFのCWフィルター。昔、ハムジャーナルに載っていたやつで、帯域内のリンギングがほぼない。中心の帯域がブロード。ただ、切れは凄くて、最大3段をカスケードできる。そこまでする必要は無くて、毎回1段しか使わない。

TRXの中心周波数が700Hz。このフィルターが800Hzと微妙に違うのが惜しい。ちょっと使いづらい。フィルターの方は簡単に周波数を変えられないから、TRX側で合わせるしかないのだが。ちなみに、TRXは9MHzのフィルターのため、CWでも1KHzと帯域が広い。これではコンテストはキツイ。4MHz帯ぐらいに下げれば、もう少し狭くできるかも。本当は455KHzぐらいの方が良い。

 

P1020993_20241104093101

TRXの内部写真。ログと共に提出が必要なのでこの写真。これは、自作品コンテストに提出したときの使いまわしだ。毎年、これを出している。フロントパネルに使っているブルーの紙も随分と褪色してしまった。もう8年も前の作品になる。

ー・・・ー

結果の方は、

2024_qrp_point

2024_qrp_multi

2024_qrp_rate

2024_qrp_rate_kako

昨年より、局数、マルチとも微増。お昼ごろのコンディションが良くないことはわかっていた。太陽の活動が活発過ぎるのかな。28Mとか50MのDXはすごくいいのにねぇ。

日があるうちは、ボチボチで日が沈んで1時間ほどが少し良かった感じ。悪いときでも、完全にスキップしているわけではなく、関東当たりの局は呼んでくる。まあ、参加者が少ないってことだね。カスカスで分からない局もいたが、お互い5Wだからそんなに違うはずがないのだが。モビホあたりを使っているのかな。パワーが小さいだけに、少しでも長いアンテナを使いたいところだ。夜になると、鹿児島や北海道も強力に入感していた。相手さえいれは沖縄も出来たはずだ。

マルチは04、24が出来なかった。出ている局がいないのね。仕方がない。

最後は素振りの連続で、修行、修行。。。今年は途中で酒は飲まなかったよ。

ー・・・ー

そう言えば。

今年はカレンダーの都合で大阪コンテストと被ってしまった。混乱があるかと思い、Runしている時に、
「TU JK1LSE」
とするところを、
「TU JK1LSE QRP TEST」
と丁寧に打っていた。よくよく大阪コンテストの規約を見ると、QRPコンテストの時間は電話のみなのね。こんなに長く打つ必要はなかったわ。途中で変えたが、もう終盤。気がつくのが遅かった。道理で間違って呼んでくる局はいなかった。。。




 

 

| | コメント (0)

2024/10/27

2024 東京CWコンテスト

今年もいつものように移動しようと考えていたが、どうしても家を離れることが出来ず、今年は移動運用ができない。参加を諦めていたのだが、モノバンドなら何とかなるかも、といつもの7Mシングルバンドを選んだ。

 

ー・・・ー

2024_tk_cw_point

2024_tk_cw_rate

2024_tk_cw_multi

途中、ちょっと離脱したが、ほぼフル参加。

今年も各エリア強豪が参加していたようだ。HTTメンバー?も元気に7Mにも出てきてサービスいただいた。都外7Mの1エリアはCFOさんかな。呼び負けて一度も勝つことが出来なかった。敵いませんw。

まあ、何とか参加できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ー・・・ー

モカちゃん、合掌

| | コメント (2)

2024/10/17

電源ケーブル

前から気になっていた。

ACAGでの出来事。IC-9700のCWでRunしているとフルパワーの50Wが出ていなくて、出力が90-80%ぐらいを指示していることに気がついた。

発電機を持っていないので、車の室内は全てDC12V系で動作するようにしてある。この12V系はバッテリー直結なので、負荷によって電圧は変動する。エネルギー補給の意味もあって、コンテスト中は車のエンジンはかけっぱなしだ。この状態だと、少なくとも12Vの後半の電圧が得られる。(通常は13V台)

電源電圧が下がると出力が出ないことは認識している。ただ、エンジンをかけていれば問題はないはずだ。おかしい!。電源周りの接続を確認すると、各コネクター類、電源ケーブルのヒューズは発熱は無いようだ。Rigの電源コネクターが若干熱を持っている気がした。ただ、触れないほどではない。

以前、固定局で使っている電源ケーブルの中間ヒューズフォルダーが溶けたことがあった。YAESU製か、ICOM製か忘れたが、メーカー純正の物だ。ネットとかによると、この事象は良くあるみたいで、その後、ヒューズフォルダーの物が変更されている。(今回は改善されたヒューズフォルダーがついている)これになって、少しはマシになったみたいだ。

IC-9700は効率がいいので、最大でも15A程度。HFの固定機は20A以上流れる。このヒューズフォルダー(30Aのヒューズが入っている)でも心もとないが、Rig端のコネクターも挿入圧が弱くて、さらに心もとない。今回もこれを接続しなおして、事象が改善した。もう少し、しっかりとした、コネクターに交換したいところだ。

固定局では、安定化電源の電圧を規格内で少し高めに設定している。Rig側の電圧計で見ていると。送信すると電圧ドロップがあるからだ。

移動局だと、この技が使えない。以前、DC12V入力の13.8V出力のインバーターを導入したことがあった。これだと、電源電圧に余裕が生まれていい。ただ、50MHzにインバータのノイズが乗ったので諦めた。簡単なフィルターは入れてある。もう少し、突き詰めれば何とかなったかもしれないが、それ以来チャレンジしていない。

前置きが長くなったが、少しでも電源ドロップを改善しようと、以下の2点を対応した。

①ケーブルの余長を最低限に切る詰める。

②マイナス側のヒューズを削除。

この②がなぜ入っているのか理解できない。メーカー製のケーブルには必ず入っているので意味があるのであろうが、理解が出来ない。理由がおわかりの方は教えてほしい。

マイナス側にヒューズが入っていると、負荷変動により電圧が生じる。複数のRigを使っていて、このRig同士がPCやアンテナ系でマイナス側が共通になっている。マイナス側のヒューズ間で発生した電圧により、PC等を経由して電流が流れ込む。これは良くない。最悪、機器を壊すし誤動作のもとになる。以前から気になっていたのだが、今回の事象があって、削除することにした。

①はもったいない、という性格的な理由で短くできなかった。20A近くも流れるルートなので、長いのは良くない。思い切って、切り詰めた。

さて、効果のほどは、どうかな?Rig側のコネクターの対処は行っていないので、事象は再発するかもしれない。とりあえず、これで、試して見たい。

【対応前のケーブル】

1729127826451

【対応後のケーブル】

1729127826445

| | コメント (2)

2024/10/14

2024 全市全郡コンテスト

なんだろう、割と力まず淡々と参加することにした。天候にも恵まれ、雨粒一つ降らないし、風に吹かれることもなかった。

ー・・・ー

結果を記しておこう。

2024_acag_point

2024_acag_rate

2024_acag_rate_kako

最初は全然その気がなかったのだが、いつしか今までになく、シリアスコンテストになってしまった。こんなに、一生懸命にコンテストに参加したことはない。

今回は寝ないで24時間頑張ったよ。出だしの貯金も使い果たすことなく、最後まで持ちこたえたw。

目標スコアは設定していなかったんだけど、1分あたり1局、24時間=1440分、このくらいできるといいなぁ、と漠然と思っていた。

インパクトがあったのは前夜祭、JHU、JQFとラグチューしたとき。みんな何か目標を持って参加してる。そして、そのアプローチも全く違う。そしてこれを聞いて、何とか昨年の自分を越えたいと思う。

まあ今回は、自分の昨年は超えることが出来た。昨年は万全を尽くしたと思ったが、参加中に急に眠くなりガッツリ寝てしまった。今回の参加前は漠然と24時間参戦できればいい、ぐらいの気持ちで臨んだ。

今回は出だしだけ、事前に決めてあった。昨年と同じ50MSSBだが枯渇したらすぐにバンドチェンジしよう、とそれだけを決めた。出だしの50Mもあまりパッとしなかったが30分は持った。その間、430で空いているチャンネルがないか探した。バンドスコープは役に立つ。しばらく見ていると、432.98Mが空いている。ここに移ることが出来てスムースに局を稼ぐことが出来た。今回はこれがうまくいった。

ー・・・ー

1728902509876

アンテナシステムはいつもと同じ。この場所だと配置も決まってしまうので、設置を考える必要もない。写真はいつもと違う日暮れ直後のアンテナ全景。

1728902509889

いつもの角度からの写真。調整を要したのは28Mのダイポール。少し上に共振点があったので、3cmづつ伸ばした。これで、OK。

ALLJAからの変化点は、ダイポール系の全てにソータバランを入れた。これは、SSBへの回り込みを抑える目的。これは上手くいった。1.8M、3.5/7Mが回り込み気味だったが皆無になった。

14/21/28Mのダイポールがおかしい。PTT制御に回り込む。送信中、送受をバタバタと繰り返す。手動のPTTを押せばおさまる。これは、SO2R制御のHCMOSのロジックICに回り込んでいそう。現地で全ての入力ピンにパスコンを入れるのは出来ない。対処療法だが、このアンテナの同軸ケーブルにコアを巻いて凌ぐ。2個も入れたが完全には収まらない。我慢できる程度になったのでここまで。このアンテナだけ回り込むのは解せない。同軸の長さがちょうど共振してしまっているのだろうか。SO2Rインタフェースのこの弱点は気にはなっていたので、対策をしておこう。今回のトラブルは、これだけ。結局、半田ごてを持ち出す羽目にはなったが、まずまずの出来、と思う。

 

1728902395613

1200Mはいつものスタックだけ。コリニアアレーとその切替SWは省略。2400MはいつものトランスバーターにIC705。バンドスコープは凄い威力がある。まあ、そんなに出来るはずもなく、無くてもいい設備。出番が少ないから、とりあえず持ってきた、ってとこ。

 

1728902654450

シャック内の様子。変わり映えがしない。Zlogを使う予定であったが、SO2Rの設定方法が理解出来ず断念。個別にはちゃんと制御は出来ている。どうも自分の理解が足りていないよう。宿題だ。どこかで踏み越えないと前に進まない。

1728902509870

前夜祭の様子。といっても、日が暮れる前から始めたので、ALもすぐに枯渇。まあ、始まるまでゴロゴロ昼寝(夜寝?)

前夜祭は、いつものように超酔っぱらいのJHU、酔っぱらいとうまく付き合えるJQF、そして酔いも覚めた私の3人。それぞれの考えの違いなど、刺激をいただいた。この会話は多くの人が聞いていたに違いない。その筋?の人には面白かったと思うw。

ー・・・ー

出だしは50MSSB。そこそこしか呼ばれないが、30分は持った。まあまあだ。その間、430MFMに移動すべく、空きチャンネルを探る。しばらくすると、432.98が空いていた。ラッキー!。ここで、それなりに局数を稼ぐことできた。今年はスタートダッシュに成功した。この貯金はありがたい。

その後もペースを落とさないように丁寧に丁寧に。3.5Mと1.8Mは日曜の夜に取っておきたいところだが、そんなことを言ってられない。ペースを維持することに集中する。

何と開始から6時間も休憩なし。以前では考えられない。3時、4時台も渡り歩いてペースを確保。

出だしの430FMでそこそこ局数を稼いでみたものの、それだとマルチ率が下がる。日が昇ってから7SSBに出るが、弱小電波では苦しい。正午前後は7Mが悪くなることが分かっているので、この時間は外す。14時過ぎぐらいから7SSBに参戦。空きはないし狭いところで我慢。そう言えばこんなSSBをやるのは何十年ぶりか。我慢、我慢。声を張り上げる。CWの何倍もエネルギーを消費する。ここで稼がないとマルチが足りない。ローバンドはマルチの宝庫だ。我慢して17時過ぎまでいた。何とか形が作れるか。

3.5SSBは全くダメ。こんな物かなぁ。最後はCWでなりふり構わず、拾いまくる。何とか1440qと1Kマルチは確保できた。こんなに真剣にやったことはない。ああ、疲れた。

SO2R、じぶんの送信音をモニターしているからうまくいかない。送信時のモニター音をゼロまで調整できる機能も付けてある。phoneだとモニターしながら人間AGC?にも使っている。これではダメ。消音してできるようにならないと、反対側の受信を有効に使えない。まずはこの練習が必要。。。

まあ、やり切った感はあるが、これでもJQFにはかなわない。悔しいねぇ。まだまだ、やることも見つかったのだが、次に頑張れるか。少し休んでから考えよう。

ー・・・ー

1728902345963

月曜日の朝、眠いはずだがいつもの時間に目が覚める。歳は取りたくないものだ。

今回のコンテストは天候に恵まれた。雨が降ることもなかったし、風が吹くこともなかった。アンテナはしっかり上げているので、対応は出来ている。後片付けも時間を掛けて次のコンテストの準備?のつもりで丁寧に。機材を乾かす必要もなく助かる。後は積み込んで帰るだけ。

家に着くまでがコンテスト?だから安全に気をつけて帰ろう。

1728902509853

世話になった筑波山。いつもとは違う角度から。

1728902345953

下界に降りたら、無性に肉が食いたくなる。そこで、すぐにあるいつものファミレスへ。祭日のファミレスは小さい子供をつれた家族連れでいっぱい。そういえば、そんな時代もあったような・・・・。

 

ー・・・ー

【分析編】

ちょっとだけ、データを抜き出して見た。

2024_acag_time

2024_acag_cw_phone

2024_acag_band_multi

 

| | コメント (2)

2024/09/16

2024 XPO記念コンテスト

9月だというのに、暑い日が続く。8月はFD、ハムフェアーで力尽きてしまった。夏バテかもしれない。KCJもパスしてしまった。久しぶりのコンテスト参加になる。これも、恒例だ。

ロギングアプリをCtestwinから令和Zlogに切り替えようと画策している。zlogも安定に動作しているようだし、SO2Rをはじめ、機能が充実している。アプリを乗り換えるのは随分抵抗があるが、一歩踏み出して見ることにした。

ー・・・ー

結果の方は、

2024_xpo_point

2024_xpo_rate

アプリの使い方もシングルTXなら何とかCtestwin並には使えるようになった。ショートカットキーも覚えられないが、ボチボチと言ったところだ。

コンディションの方は、太陽の活動が活発過ぎて、数日前にもデリンジャー現象が発生したり、必ずしもいい状態ではない。昼頃には天井が抜けたような状態になることもある。

今回も全くダメになることはないが、全体に信号が上がることもなくダラダラと弱い伝搬が続く。北海道や九州の端っこは開けない。マルチが伸び悩む。終わっても昨年比-3マルチ。本州、四国のマルチは全部クリアした。局数は若干伸びたが、スコアでは微増と言ったところだ。最後の1時間は1q/10分といた感じで忍耐が続く。

さて、今回の目的のZlogに慣れるところは、何とかというところだ。SO2Rに向けては、ヘッドフォンのコントロールも入れた方が良いかな、いまの切替方式でも行けそうにも思うが、ちょっと考えてみよう。

ー・・・ー

前日にZlogの試しを行っていたら、何かコンテストをやっているよう。福岡コンテストと秋田コンテストがかぶっているみたい。大変だなぁ。

試し打ちということで、福岡コンテストにちょっとだけ参加。ログも出しておいたw

 

| | コメント (0)

2024/08/06

2024 フィールドデーコンテスト

恒例のFD、今年も参加しました。何といっても、猛暑。高地に移動したのだが、日がさせば地上と変わりない。腕が日焼けして痛い。

2024_fd_50yagi

今年は6mを担当した。アンテナにうるさい人?、がいるのでスタックを上げる。この地は都心方面と、7エリア、3エリアの方向が違うので、スタックというより、同時給電で上のアンテナはそれぞれの方向に向けて、下のアンテナは都心向け固定で運用した。最後までこの使い方で、役に立った。

この地は、北方面は開けていてよい。最終的に02、05を除いて出来た。西はロケが悪い。19、21、24、27辺りも出来たのだが、何せ信号が弱い。苦労するなぁ。後はEsで8エリアが少し。Esも時間が短いし、弱かった。

局数も相変わらず少ない。500qに届かなかった。

ー・・・ー

前夜祭では赤城、桜川とつないで、酔っぱらい運転。夜は下から吹き上げてくる風もあって、寒い。まあ、楽しいねぇ。BBQまであれば最高だが、ガチ・コンテストグループなのでそれも無し。しかし、買ってきたツマミで酒が進む。

翌日は恒例のカレー大会。レトルトだが、うまい!。まだコンテストの準備をしている方もいたので、デリバリー。うまい、うまい!。

今年の目玉は、かき氷。後発隊に氷を買ってきてもらい、暑い中、ゴリゴリと。これがまた、うまい!。暑いし、喉も乾いていたので、これも大人気。

まあ、こんな感じで、事故もなく無事終了。結果の方は、昨年を上回るスコアが出たみたい。かなり高めの目標には届かなかったが、まあまあの出来ではないだろうか。

夏のイベント(その1)も終了。次は、ハムフェアーかな。暑い夏は続く。

| | コメント (0)

2024/07/08

2024 6m&Down コンテスト

またまた、この時期が来た。天候を気にしていたが、梅雨ではなく、真夏の様相だ。移動地も相変わらずだが、別の場所も頭がよぎったが、この炎天下、少しでも日影があるいつもの場所へ。まあ、正解だったかな、木陰が本当にありがたかった。

1720430350860

この写真も、いつもの角度からのショット。前年と比べても何が違うのか分からないかも。1200/2400の設置をまとめたぐらいしか違わない。

ー・・・ー

さて、まずは結果から。

2024_6d_point

昨年と違い、2400が機能し始めたので、これが増えた。あと、今年は参加者が増えたと思う。なので、局数は100qぐらい伸びたが、これは他局も同じだろう。1000qに届かなかったのは残念。

2024_6d_rate

2024_6d_rate_kako

出だしで、躓いたというか、いつもと違うことをやった。50MのSSBからスタートするのが常だが、場所取りもかったるいし、430スタートにして見た。こちらも、場所取りが必要だが、知り合いの方が呼んでくれて、話が弾んだ。ラバースタンプqだと、時間が進むのが遅い。知り合いだと話が弾むので楽しい。

失敗。430でいい場所を確保しそこそこのレートで進んだが、2400に浮気している間に、場所を取られてしまった。なんてこった。浮気した2400をやってわかったが、こちらの受信の方が良い。これは相手が市街地でWi-Fiなどが多数あって受信環境が悪いせいだと思う。なので、呼んでもカスリもしないか、呼び負けてQSOが成立しない。この時は沢山聞こえるが4qやっておしまい。

仕方がないので、いつもの50MのSSBに行った。上の方しか空いていないが、開始から時間が空いたせいか、意外と呼ばれていいペース。これなら、挽回できそう。ただ、出だしで50MのEsがあった様で、これは落とした。

この後、日が変わるまで、弱点の144に行ったり、430をやったりで時間を使う。そんなにハイレートではないが、80q/hは確保できた。

日が変わって、3時ごろまでは50q/hぐらいは確保できた。例年は寝ていた3,4時台も30q/hは出来る。

今回の50Mはいつもと違う。西はGWと思われる伝搬でおなじみの移動局で38ぐらいまでは出来た。しかし、同じ西でも信号が浮いてくるような、フワッとした信号でカスカスではないかなり強い信号で次々とできる。これをトロッポ、と言ってる方がいたがどうだろうか。

朝はVSEが呼んでくれて、8エリアのオープンを知る。VSEがカスカスだから、こちらの信号も断片的にしか聞こえていないはずだ。ありがたい。その後、オープンしていくつかを拾った。前夜祭に出てきたLRQも北の大地から出てきて、無事QSO成立。よかった、よかった。

その後、7エリアも02を除いて、埋まる。いずれも、Twtterなどでおなじみの局。カスカスかもしれないが、おなじみということで、取ってもらえたかも。ありがたいことだ。

最後まで、粘りで諦めない、これが大事かと。2400はバンドやモードを切り替える時に覗くことにした。これで、それなりに拾える。これこそSO2Rで処理できれば効率的。

2400のFMは、こちらでは聞こえていても、拾ってもらえないことが度々。それを承知で臨むことが大事と勉強した。まあまあ、初回?としては上出来かと思う。ETPがCW(A1)で出ていたのは、正解だと思う。帯域を絞れるので、ノイズレベルも下がる。今どきのRigはそれなりの周波数安定度があるのでCWでも十分通用する。これが普及すれば、大幅に局数が伸びるに違いない。普及してほしいものだ。

ー・・・ー

設備編

思っていた設備は構築でき、それなりに動作した。

一言で言えば、「頭でっかち」、頭の中で描いていると、設備がどんどん複雑化する。それを実現すると、アンテナ自体も「頭でっかち」、重くなってしまう。1200は同軸リレーでコリニアとスタックを切替が出来る。コンテスト中は、ほぼスタックしか使わなかった。

普段使わないモーターに腕木を出して、1200と2400を乗せた。結構の重さだが、馬力があるので問題はない。

1720430350834

下も144のコリニアアレー。今回からの初投入だ。八木の方が地上高があるせいか、こちらの方が、ほぼ優位だ。コンテスト中は、これを使うことはなかった。使い方をもう少し工夫する必要があるかも知れない。

1720430350826

メインのアンテナだ。周りの木の枝が伸びてきて、50Mの八木を上げるときに干渉する。枝に触れて、ビーム方向がずれる。このくらいであれば、我慢するか。ウインチを使って上げるがそれでも苦労するから。

あと、430のコリニアが曲がった。ビニールテープを巻き上げて固定したが、それには無理があった。この暑さで伸びてしまい、曲がった。これ以上酷くなれば下ろして修正しようかと思ったが、このまま使い続けた。

コンテスト前の試しでは、そこそこ良かった様に思ったが、実践ではほぼ八木しか使わなかった。同じ高さに上げたコリニアアレーは有効かもしれない。これも同軸リレーで切り替えられるようにしている。このあたりが、「頭でっかち」の原因かも。頭で妄想するより、より実践的な設備に絞り込みたい。

1720430350842

ブーム方向が曲がった50Mの八木と、傾いた、430のコリニアアレー。アンテナを上げるときに、枝に干渉して、50Mの八木の方向が傾いた。

上げる場所が狭いので苦労する。

1720430413173

社内のシャック。2400の親機はIC705。バンドスコープが無ければやってられない。出てくればすぐにわかるし、fずれも合わせることが出来る。

ー・・・ー

忘れ物編

1720430350818

カップラーメンを食べようとしたら、カセットコンロのガスが無い。車内に置きっぱなしでは危険とおろしたのだ。これで、食環境が急に劣化した。カップラーメン、レトルトのカレーが食べれないと思うと、余計に食べたくなる。

仕方が無いので、飲むしかないか。わずかな、スナックのツマミをつつきながら飲む。

1720430413538

翌朝はこれ。4本で400カロリーある。普段は食べないが、今回は役に立った。貧食!。

ー・・・ー

こちらは、下山してから。欠食状態から解放されたが、それほど食欲もなく、いつものジャンクフード。甘いコーラと、水分が欲しくなる。ポテトの塩分も恋しくなる。

1720430438579

ー・・・ー

備忘録

2024_6d_multi50

42マルチを拾うも皆さんは、もっとすごい。トロッポ?のせいか、開けていない方向でも拾えた、とか。自分も、北方向はこれで随分助かったのだが。

去年は50Mをやりすぎて、他のバンドがおろそかになったことから、50Mをセーブした。だが、今年のコンディションからすると、もっと出ていれば、マルチが稼げたに違いない。上手くいかないなぁ。

2024_6d_multi144

144は山梨を落としているものの、20や28が出来た。が、ここまで、30マルチ近くは、ここでは無理。ロケに依存するなぁ。

2024_6d_multi430

430もロケ依存。こんな物か。

2024_6d_multi1200

1200も同じく。局数が少ない。どのくらい、ここに時間を割けばいいのか、いまだよくわからない。

2024_6d_data2

時間ごとの、QSO数。昨年から、何とか仮眠を取らずに出来るようになった。呼ばれ続けているうちは、アドレナリンが分泌されるからいいのか、呼ばれなくなると、ガックリ来て寝落ちしそう。

2024_6d_data1

phoneとCWでは、CWが多くなる。昨年と比べると、phoneが増えたと思う。(よく、頑張ったね、と)

2400のQSOリスト
7L1F**
JJ1Z**
JN1E**
JA8N**
JA1Z**
JO1Z**
JQ1T**
JJ2J**
JS1Y**
JE1Y**
JM1U**
JH1P**
JH1Y**
JA1W**
JA1A**
JR1Y**
7L1E**

ー・・・ー

2400もそれなりに出来て、スコアも増えた。まだやれることは残っているとは思う。ただ、昨年発売された、IC-905の影響は大きく、(お金持ちの)コンテスターは、挙ってこれを手に入れた。その結果、2400も潤ったが、5.6Gや、10Gも大幅に増えたらしい。これが無いと、XAでいい成績が残せない。(金がない、というより、そこまでやりたくない)コンテスターには、きついね。

50Mのマルチ落としは少し残念だが、まあまあ、よくできたと思う。1000qに届かなかったことも残念だが、まあ、仕方がない。

順位だが、昨年上位の方は、今年も頑張っていたから、皆さんスコアを伸ばすでしょう。昨年は、関東5位。何だか、今年も同じ順位のような予感がする。

QSOいただいた皆様、暑い中、ありがとうございました。

ー・・・ー

p.s.

少し雨も降ったが、全体では暑くて、暑くて仕方がなかった。水・お茶を4リットルは飲んで汗をかいた。おかげで、体重も5kg以上減った。ありがたいが、水を飲めば、すぐに戻るのではないかと思う。

 

 

| | コメント (2)

2024/06/11

Key-Pad for IC-705

2年越し?のプロジェクト。重い腰を上げてやっと作った。これで、「CQ」、「CALL」、「NR」をワンクリックで送信できる。ボイスメモリーのアクセスに使うつもり。

この705のインタフェースは優れもので、ゼロオームでメークすれば、普通のパドルとして使える。これは、自作機器でも応用できる。ただし、ADによる検出でエレキーのスピードに追い付くかは検証する必要がありそうだ。高速にスキャンできる705は、流石だ。

1718056073406

1718055663569

1718055663559

薄いケースがお好みで、散々探して秋月のSWとLED穴のあるケースにした。それぞれ、それは使わないのだが。キー穴の加工がいい加減で、キーがスタックしてしまう。何とかごまかして実装。毎度のことだが。

| | コメント (0)

2024/05/22

144MHz用コリニアアレーアンテナ

元々は、YAGI派。YAGIであっても、0dBゲインの点を取れば実用範囲は結構幅は広い。あえてアンテナを回さなくても、というのが持論。

昨年のFD.奥武蔵から運用したのだが、そこで使ったX7000、意外と良かった。というより、スタックYAGIよりも、全然使いやすい。特に、奥武蔵は相手のいる場所が広範囲になるので、YAGIだと不便だ。無指向性のアンテナもいいなぁ、と感じた。

筑波からだと、ほぼ一方向でよいのでYAGIでもいいのだが、苦手バンド144MHzのテコ入れということで、コリニアアレーを作ることにした。X7000を買えばいいのだが、何せ高い。高価。4段のコリニアアレーでどれほどの物かわからないが、試しに使って見よう。長さは、手持の釣り竿の長さに合わせた。子供と行った釣りの名残だ。ちょっと足りないが、3.6mの竿で3.5m長のアンテナにして見た。

1716348174651

竿の長さが足りないので、1mのVP管を足すことにして、実際にはパイプで地上高を稼ぐつもり。

1716348175006

最終的に、マッチング回路を付加して取った特性。(トリマで調整。エポキシコーティング前)

実はオリジナルでは、給電部にオープンスタブ(というより、同軸ケーブルで作るコンデンサー)を使っているが、これを切り詰めても、リターンロスで10dBより稼ぐことが出来ない。バンド内で6-7dBぐらい。この時の最低点は148MHzとバンド外。

このスタブだけの調整でマッチングを取ることに無理があるようだ。これは1200MHz用のコリニアアレーでも経験している。周波数が低いこともあり、集中定数でマッチングを取ることにした。

1716348174964

回路はLとCの逆L型。Lの方はコイルを巻いていたのだが、調整していくうちにインダクタンスが小さくなり、10mm程度の銅線になってしまった。マッチング回路を入れる前の給電点のインピーダンスは130オーム+16pF @144.6MHz(ちょっと怪しいですが)
Lは配線長を長くすることで実現。Cは最初、トリマーで調整。最適値は31pF。

1716348174926

これを、固定コンデンサーに置き換える。10pFx3=29pF(実測値)この影響か、マッチングの最低点は146MHz付近と当初よりも少し高め。

1716348174550

その後、エポキシでコーティング。回路にエポキシが直接触れないように、ビニールテープで覆った上で、コーティング。エレメントのつなぎ目もエポキシを充填。(こちらは、エレメントにエポキシが付着)

1716348174494

見てくれが良くないので、自己融着テープで覆う。

1716348174779

最終的な寸法、特性。エポキシでコーティングして、共振点が下がって、うまい具合に145.00MHzが最低点となった。ある程度、低下するとは思っていたが、偶然にもぴったしになったw。

アンテナを丸めて収納。

1716348174842

基本的エレメント長は、「コーリニア製作マニュアルv1_4b.pdf」を参考にさせていただいた。

| | コメント (0)

2024/05/04

2024 東京コンテスト

やっちまった。毎度注意してるんだが。風もほとんどない。油断した。

1714786139730

気がつくのが遅かった。50Mの八木が90度ぐらい、144Mの八木が60度ぐらい当初の位置から回転していた。大した風ではなかったが、風に持ってかれた。ブームへの取り付けが甘かった。144Mの八木を直接つけるために絶縁体のポールということで、グラスファイバー製の釣り竿にした。何度もこれを使っているのだが、取り付けが甘かった。しめすぎるとパイプが割れる。設置時は無風であったこともあり、締め付けが甘かった。

1714786139745

こちらは、設置直後。上手く、上げることが出来たんだけどなぁ。

回転したアンテナに気がついたのは、13:30頃。RCP/1が呼んできたんだが、蚊が鳴くように弱い。21/28Mはこんなに弱くなかった。おかしい。その後、TIVが呼んでくるが、S9も降らない。いつもなら、ガツーンとくるんだけど。
アンテナ切替スイッチが壊れたかと思い、Rigに直接つないだりしてみたが、変わらない。SWRも悪くないし、ちゃんとパワーも吸い込んでいく。原因がわからないまま、30分程過ぎた時、窓を開けてアンテナを確認すると、何と90度ほどずれて完全にサイドを向いている。そう言えばバンド全体が静かだし、呼ばれない。たぶん、1時間以上もこの状態だったみたいで。何てこった。。。。。

1714786139735

ALLJAコンテストでも活躍した、14/21/28Mトライバンドダイポール、14Mは今回は無いのだが、ソータバランを入れたので、その試し打ち。何だか、28MのSWRも落ち着いた感じ。当然、SO2Rコントローラーなどの機器にも回り込みは無い。いいみたい。もう少し様子を見てみよう。

ー・・・-

結果のは方は、こんな感じ。

2024_tk_point

昨年比で局数は伸びたが、マルチが減少して、得点も減少。Esとかをなるべく拾うようにしたが、昨年より少なかったのは、50Mと144M。ということは、昨年よりも参加種が減ったのか?。局数は伸びたんだけどなぁ。この日は超度級の磁気嵐が発生したらしい。九州、北海道の常連さんを拾う。RunしてもさほどNEWは増えない。

2024_tk_rate

2024_tk_rate_kako

今回は局数だけはコンテスト中も追っかけていた。そこそこ、スタートダッシュは成功。何とか昨年の自分に負けないように頑張った。お昼ごろのアンテナ事件はもったいない。これがなければ400qはいったのに、と取らぬ狸。何事も注意深くやらないとダメってこと。この日は暑くなることが予想されていたので、窓に日陰を作りエアコンかけて窓を閉め切っていた。まさか、アンテナが回ってしまうとは思ってもみなかったw。

昨年の得点には及ばなかったが、それでもたくさんの方とQSOできました。ありがとうございました。

ー・・・-

備忘録。獲得マルチを残しておく。

2024_tk_multi21

2024_tk_multi28

2024_tk_multi50

2024_tk_multi144

 

 

| | コメント (0)

«移動運用のダイポールアンテナにソータバラン